九州川辺川ダム>国土交通省、更なる暴挙を重ねる
開発許可もないままにお墓の破壊を強行。祟られてしまいなさい。

・自然環境フォーラム電子会議に登録された発言を、自然環境フォーラムが整形したものです。

・Interwayのボタンをクリックすると、@niftyのInterway経由でログインし、そのリストの先頭
 発言に移動します(@niftyのIDが必要→いいわけ)。転載以降の議論の状況をお知りになりた
 い場合などにご利用ください。なお、時間が経つと、このリンクは切れる場合があります。

- FENV  MES(11):●自然と環境 未来への海図27・北極海 - 
+-533  2001/12/11  猫が好き♪        開発>川辺川>日本政府、強制収用へ
  +-534  2001/12/11  猫が好き♪        開発>川辺川>漁業権強制収用に水産庁は?
   +-536  2001/12/12  TSUBAME    RE:開発>川辺川>漁業権強制収用に水産庁
   +-540  2001/12/12  安藤 眞          RE:開発>川辺川>漁業権強制収用に水産庁
   +-554  2001/12/23  ZERRY             RE:開発>川辺川>漁業権強制収用に水産庁
    +-555  2001/12/23  猫が好き♪        RE:開発>川辺川>漁業権強制収用に水産庁
     +-556  2001/12/24  安藤 眞          RE:開発>川辺川>漁業権強制収用に水産庁
      +-557  2001/12/25  安藤 眞          RE:開発>川辺川>漁業権強制収用に水産庁
       +-558  2001/12/26  安藤 眞          RE:開発>川辺川>漁業権強制収用に水産庁
+-552  2001/12/22  猫が好き♪        開発>川辺川>環境ニュース615
  +-553  2001/12/22  猫が好き♪        開発>川辺川>環境ニュース615 -2
+-600  2002/01/16  安藤 眞          開発>川辺川ダム>また暴挙発覚!


- FENV MES(11):●自然と環境 未来への海図27・北極海 - #533 SDI00600 猫が好き♪ 開発>川辺川>日本政府、強制収用へ (11) 01/12/11 15:04 017へのコメント  とりあえず速報しときます。 *  本日、日本政府(国土交通省)は、球磨川漁協が漁業権を放棄しないと決め たことを受け、熊本県強制収用委員会に対して、裁決申請をすることを決定し たと発表した。  この発表に際して、国土交通省の竹村公太郎河川局長は、「治水上の必要性、 緊急性や安全を求める流域自治体の強い促進要望等を踏まえ、収用裁決申請の ため準備に入ることにした。今後、球磨川や八代海の環境保全対策に積極的に 取り組み、かつ説明責任を果たしながら、流域の安全度確保のため川辺川ダム 事業を推進する」との談話を発表している(文面は朝日新聞のもの)。  強制収用を行う条件である事業認定の期限は25日で切れるため、日本政府は その前に駆け込みで裁決申請を行うものとみられる。19日をめどとしていると いう。 *  なんか悪アガキしてますな。次の選挙では、少なくとも扇千影は生かしてお いちゃならんな。
- FENV MES(11):●自然と環境 未来への海図27・北極海 - #534 SDI00600 猫が好き♪ 開発>川辺川>漁業権強制収用に水産庁は? (11) 01/12/11 20:32 533へのコメント  思いつきで書いてるだけなんで、誰か事情がわかるひと、フォロー入れてく れるとうれしいんですが。  今回、国土交通省がやろうとしていることは、川辺川ダムに関係する漁業権 の強制収用です。えーとつまりこれは、漁民の生活の根底をなす権利を国家と して剥奪しよう、ということなわけです。  ところで、水産業というと、水産庁という役所があるんですよね。んで、お ぼろげな記憶ながら、捕鯨問題をはじめとして漁業への侵害については、理も へったくれもなく敵対する勇猛果敢な役所であると(=^_^;=)、おいらは認識を いたしております。  その水産庁は何かやっているんでしょうか。  やってるんだったら今回は水産庁の応援をしたいと思うし、もしもやってな いんだったら、こいつらが今後漁業や漁民を守るためとかゆーてなんか言って きても鼻先でせせら笑ってやろうかと思うんですが。  なにもやっていないのだとしたら、今度どっかで遭遇したら「おまえら川辺 川の漁民を見殺しにしたくせに何言ってやがる。逝ってよし」とか言ってみた いよなあ。  あ、いや、きっとあの水産庁のことだから、いまも日比谷で勇猛果敢に国土 交通省に対してアタックをかけているのだと思うのですが。
- FENV MES(11):●自然と環境 未来への海図27・北極海 - #536 TAE04042 TSUBAME RE:開発>川辺川>漁業権強制収用に水産庁 (11) 01/12/12 07:06 534へのコメント #534 SDI00600 猫が好き♪ さん、おはようございます。 | あ、いや、きっとあの水産庁のことだから、いまも日比谷で勇猛果敢に国土 |交通省に対してアタックをかけているのだと思うのですが。  諫早湾でも、見て見ぬ振り・・・触らぬ神に祟りなし、でしたから、今回 も? ー_ー  ギョーカイ団体が動かないと、だめじゃないですか ^_^;  そもそも、内水面ってさわりたくないでしょうし。  国土交通省も、道路と河川の主流派争いの中で、道路は高速道路で攻めら れ青息吐息、ここは河川が正真正銘の主流になる千載一遇の機会・・・なん て、ビーバイシー(費用対効果)のかけ声もどこかに置いて。  河川で金を使うのもいいけど、他の所で使う場所はいっぱいありそうです けどね(帝都の河川は大丈夫なのか ^_^; )。 #533 | なんか悪アガキしてますな。次の選挙では、少なくとも扇千影は生かしてお |いちゃならんな。  あの、「あたしは・・・、ですから、あたしは、・・・」という、主語と 述語がつながらない、"あたしは"語。ものすごく聞きづらく、理解しづらい ですね〜(それが目的なんでしょうけど)。  正しい"日本語"を守るためにも、"あたしは語"の教祖にはお引き取り願い たいです。  また、外れました m(__)m 2001年12月12日 <<< TSUBAME
- FENV MES(11):●自然と環境 未来への海図27・北極海 - #540 VZC03003 安藤 眞 RE:開発>川辺川>漁業権強制収用に水産庁 (11) 01/12/12 10:53 534へのコメント nifty:FENV/MES/11/534 へのコメントです。 猫が好き♪ さん、こんにちは(^^)。 > その水産庁は何かやっているんでしょうか。  水産庁の見解は、 「漁業権を部分収用するためには、権利そのものをあらかじめ分割する必用が あるが、水系にひとつだけ付与されている漁業権を分割するためには、分割し た後の漁場計画を立てる必用があり、しかもその計画は、漁業法上、漁業を振 興する目的でなければいけないことになっている。ダム建設を目的とした漁場 計画はこれに該当せず、分割不可能。よって分割収用は不可能」  です。 > あ、いや、きっとあの水産庁のことだから、いまも日比谷で勇猛果敢に国土 >交通省に対してアタックをかけているのだと思うのですが。  やっているのは、上記の見解を出している程度だと思います(しかも熊本一 規明治学院大学教授にさんざんケツを叩かれて)。  てなわけで、何もやっていないわけではないですけど、「治水」という大儀 に抗してまで「省」に逆らおうというほどの気概はないっすね。  それと、事業主体が農水省である諫早の場合、事実上の下部組織である水産 庁は、立場上川辺川より一段とやりにくいんじゃないかと思います(^^;。  それじゃあかんのだけどね。                         安藤 眞(Ando Makoto)        @子守唄の里・五木の村おこしを勝手に応援するよそもんの会
- FENV MES(11):●自然と環境 未来への海図27・北極海 - #554 VYZ04645 ZERRY RE:開発>川辺川>漁業権強制収用に水産庁 (11) 01/12/23 03:21 534へのコメント >その水産庁は何かやっているんでしょうか。  現在の水産庁長官は渡辺好明氏です。この人の前職は農林水産省の構造改善局 長、つまり川辺川ダムの利水事業の推進部門のトップだった人です。  もちろん、彼が水産庁長官になったからといって、「漁業権の部分収用不可」 という法律上の見解が変わるはずは無いんですけども、今までの水産庁の動きか ら見て、積極的に強制収用に反対する動きはとらない可能性が大ですね。 01/12/23(日) 03:06 ZERRY(VYZ04645@nifty.ne.jp)
- FENV MES(11):●自然と環境 未来への海図27・北極海 - #555 SDI00600 猫が好き♪ RE:開発>川辺川>漁業権強制収用に水産庁 (11) 01/12/23 23:14 554へのコメント  そっか、あんまし期待できないか。  まあでもそうならそうで、「水産庁は漁業の保護に熱心ではない」と主張す るための根拠事例のひとつとして使えるような展開にはなるわけですよね。  ぼくはまぁ、いまから川辺川の運動に手を出しても邪魔なだけだろうと思う ので、水産庁ウォッチングを続けて、水産庁の姿勢に批判すべきところがある ならそれを洗いだしておく、というような方向でアプローチしとこうかとか思 うのでありました。
- FENV MES(11):●自然と環境 未来への海図27・北極海 - #556 VZC03003 安藤 眞 RE:開発>川辺川>漁業権強制収用に水産庁 (11) 01/12/24 14:48 555へのコメント nifty:FENV/MES/11/555 へのコメントです。 猫が好き♪ さん、こんにちは(^^)。 > そっか、あんまし期待できないか。  んー「期待できない」ってゆーか、国会での質問に答えて、 「部分収容は可能」  ってゆーとります(--#。  根拠を示せってーの。                         安藤 眞(Ando Makoto)        @子守唄の里・五木の村おこしを勝手に応援するよそもんの会
- FENV MES(11):●自然と環境 未来への海図27・北極海 - #557 VZC03003 安藤 眞 RE:開発>川辺川>漁業権強制収用に水産庁 (11) 01/12/25 23:50 556へのコメント nifty:FENV/MES/11/556 へのコメントです。  とかなんとか言っていたら、水産庁長官が変わりました(^^;。  現長官の渡辺好明氏は、狂牛病問題で事実上更迭された農水事務次官の後任 となり、水産庁長官は木下寛之氏が就任したようです。  で、どんな人かと言いますと、  木下寛之(きのした ひろゆき)  '71年 京大農学部卒、農水省入省。  農産園芸局長を経て、'01年1月から農村振興局長。  兵庫県出身54歳  だそうで。これだけじゃわかりませんね(^^;。  まあ、渡辺好明より酷いヤツは、そうそういないと思いますけど(^^;。  さてこの人事、吉と出ますか、凶と出ますか?                         安藤 眞(Ando Makoto)        @子守唄の里・五木の村おこしを勝手に応援するよそもんの会
- FENV MES(11):●自然と環境 未来への海図27・北極海 - #558 VZC03003 安藤 眞 RE:開発>川辺川>漁業権強制収用に水産庁 (11) 01/12/26 10:29 557へのコメント nifty:FENV/MES/11/557 へのコメントです。 > 農産園芸局長を経て、'01年1月から農村振興局長。  農村振興局って、旧構造改善局なんですね(^^;。  ってーことは、木下氏は渡辺の部下だったというわけですか(^^;。  あんまし期待できない鴨。                         安藤 眞(Ando Makoto)        @子守唄の里・五木の村おこしを勝手に応援するよそもんの会
- FENV MES(11):●自然と環境 未来への海図27・北極海 - #552 SDI00600 猫が好き♪ 開発>川辺川>環境ニュース615 (11) 01/12/22 09:30 017へのコメント  川辺川の二見さんからのメイルです。  末尾に「転載禁止」とついているメルマガの転載ですが、オリジナルの作成 者の許可は取ってあるとのことです。よって、この先は転載禁止とします。  それから、要望書へは、「自然環境フォーラム事務局」名義でも賛同表明を しております。 ===== 二見です。 枝廣さんのメルマガで川辺川ダムの問題を取り上げて頂きました。 転載歓迎ですので、前後関係がわかるように全文丸ごとあちこちに転載お願いしま す。 なお、17・18日の緊急上京では皆さんに大変お世話になりました。 また、要望書へは全国100を超える団体から賛同のご連絡を頂き、大変心強い思い がします。 この場をお借りして、みなさまへお礼申し上げます。 今後も、明るい明日を信じて頑張りたいと思います。ご支援よろしくお願い致しま す。 *************************************************************************            Enviro-News from Junko Edahiro No. 615 (2001.12.21) ************************************************************************** 19日午後、議員会館にて『非戦』刊行記者会見がありました。いちばん大きなお 部屋を用意していただいたのですが、それでも入りきれないほどの記者さんたち が来てくださいました。記者会見などの模様については、追ってお知らせしたい と思います。今入ったメールによると、4刷8万部になったそうです。 今回の『非戦』を作った sustainability for peace(平和のための持続可能性) というグループの公式サイトができています。いまはメンバー紹介などが主です が、今後、新しい情報をお伝えできるようにしていきたいと話し合っています。 http://www.sustainabilityforpeace.org/ 18日午後には、同じ議員会館の同じ部屋で開かれた「緊急集会・川辺川ダム問題」 に参加してきました。 川辺川ダム問題については、尺鮎トラストのご紹介も含めて、何度かニュースで も取り上げていますが、問題の背景や論点をまとめていただいたのを末尾に添付 しておきます。 最近のニュース以後の動きをポイントだけ紹介します(私の理解の違っていると ころがあったら、教えてくださいね) <経緯の概略> 35年前に計画発表。五木(五木の子守歌の里)と相良両村が8年間の裁判の末、 96年に本体着工に同意。最後に残った法的手続きが漁業補償。 <今年2月末> 漁業協同組合の総代会で、補償交渉を否決。 <今年11月末> 臨時総会でふたたび、補償交渉を否決。 ※私は「何で2回も否決するんだろう?」と思いました。普通は、最初に否決さ れたら、それでオシマイではないですか?  現場の方の報告を聞くと、「本当ならもちろん、それでオシマイなのに、どうし てもダムを造りたい国土交通省と地元漁協の執行部が、交渉を再開し、臨時理事 会で認めてしまったので、2度目に臨まざるを得なくなった」ということでした。 「これが、法治国家といわれる日本の政府がやることなの?」と驚くような手口 で2度目に持ち込んだようで、とてもびっくりしました。地元の方からのメール を許可を得てご紹介します。 > ダム推進派で占められた、球磨川漁協の補償交渉委員会が、総代会決議を無視し て、 > 闇の中で秘密裏の補償交渉を進め、先週末妥結したと公表しました。 > > 地元新聞には「闇の合意”許せない 川辺川ダム漁業補償案」という記事が出 > ています。 > > なんと、ホントに闇の中の合意です。 > なぜなら、補償交渉の会場は「廃業された温泉宿の空き家」で執り行われたのです ! > > 漁協の組合員さんからのメールを転送します。 > > ================== > > 補償交渉の会場は、「空家」だった!! > 私達が狂ったように探しまくった会場は見つからないはずです。 > 彼らは「空家」で補償交渉の詰めをやったのですから… > 会場は人吉市内にある、元国鉄の保養所「沈流荘」だったと言うのです。 > 一時期は大変賑わった温泉旅館だったのですが、現在はさびれ果てて、 > 人吉のS工務店の持ち物と聞いています。 > <中略> > しかし、一国の権威「国土交通省」が事もあろうに、空家で4000億円に及ぶ巨大 > ダムの最終交渉を行ったのですから、これはこれは大変な問題になるのではない > のでしょうか。 > 国民の税金、県民に多大な負担を強いる、川辺川ダム建設の最後の部分が空家で > 行われたことに関して県民,市民が憤りを感じなかったら、それはもう、あきらめ > 慣らされた昔の秘百姓一揆と同じになってしまうのではないでしょうか。 > こんな所で、球磨川漁協執行部11名全員、国土交通省7名が、こそこそと集 > まって補償交渉とは!何といじましい姿であることか。 > 悪代官と五木屋、相良屋、球磨川屋が勢揃いして、地獄の釜の墓堀談義でしょう > か。 > これで彼らが、如何に追い詰められているかが明確になりました。 > さあ、これから彼らが如何に追い詰められるか、どう追い詰めるかです。16億 > 5千万円はサウナで決め、補償交渉は「空家」でとは、何と寂しい国土交通省に > 成り果てたことか。 > 怒りを通り越して悲しくなるではないか、もっと堂々と戦えないのか。国土交通 > 省、理事会さんよ! > ================ 「“サウナで16億5千万円を決めた”というくだりは、前川辺川工事事務所所 長のK氏と球磨川漁協組合長K氏(実は漁師ではなく、本業は金融業経営)が、 二人でサウナに入ったときに裸談義で決まったと言う事です。(これは、O部会 長が、部会総代会でポロリと漏らしたもので、証拠のカセットテープもあります)」 という追記がありました。 11月末の臨時総会は、午前8時から受付開始、本人確認などで手間取り、審議が 始まったのが午後2時近く。採決の結果、3分の2の賛成を得られず「否決」の 結果が出たのは、翌日午前零時半という、大変な長丁場で戦われました。ともか くこれで2度否決されたわけです。 <12月9日> 地元の熊本県主催で、川辺川ダム予定地の村、相良村で「住民大集会」が開かれ ました。これは、国土交通省の説明責任が不十分ということで、市民約3000人を 集め、公開討論が行われたものです。 終了後、潮谷知事は「国、反対派とも、責任責任を十分に果たしたとはいえない」 との見解を出したのですが、国土交通省は、これで住民への説明責任を果たした と国土交通大臣に報告し、強制収用申請へ向けて動き始めました。 <12月18日> 私が議員会館での集会に参加した日です。長引く戦いに資金的にも苦しくなって いるため、ダム反対派は遠くからバスで上京、各党や国土交通省大臣への申し入 れを試みました。 いつも大臣には会えないそうで、面会した副大臣の言い分は、「とにかく35年前 に決まって、もう7割できているのだからやるしかない。代替案を考えるつもり はまったくない」とのこと。 そのような報告を聞いていた最中、「本日午後2時40分に国土交通省から収用申 請が県に出された」との緊急報告が入り、会場には緊張が走りました。国土交通 省の若手役人がこの集会で、国の立場の説明をしていたのですが、「知っていた のに、何もいわなかったのか!」と現場の方々の怒りと震えが伝わってきます。 そもそも「強制収用って何だろう?」  《時事用語のABC》から一部引用します。 http://www.sm.rim.or.jp/~abc/ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 国や地方自治体は、土地の所有者に正当な補償をしたうえで、公共事業の実施な どに必要な土地の所有権を取得することができる。公共の利益のために、財産権 が制限される例のひとつだ。 道路、ダム、空港の建設など公共の利益となる事業(公共事業)は、国や地方自 治体が事業主体となって実施される。このとき、事業の用地を確保し、事業の 円滑な進行を図るため、土地収用法に定められた手続きに沿って、必要な措置を 取ることができる。 強制収用の対象となるのは、土地だけでなく、漁業や工業、温泉の利用などの権 利も含まれる。土地や権利の収用と引き換えに、もとの権利者には国や地方自治 体から補償金が支払われる。 土地の買収は、国や地方自治体が土地所有者と直接交渉し、互いの同意を得て任 意契約するのが原則。この交渉が決裂した場合、土地収用法の出番となる。認定 を受けた事業について、国や地方自治体の申請に基づき、収用委員会で補償額の 正当性などが審理される。収用委員会の裁決で強制収用が正式に決定する。 しかし、収用手続きは、事業の公益性を前提としているため、強制収用に反対す る権利者の一部で、事業に公益性がないとして事業認定の取り消しを求める訴訟 にまで発展したケースもある。公共事業そのものに対する風当たりが強くなるな か、行政側の説明責任が問われている。 2001年の通常国会で土地収用法が改正され、収用手続きのさい、事前説明会や公 聴会を開催したり、事業の認定理由を公表したりすることが義務づけられた。住 民による行政のチェックも欠かせない 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 これまで2件、強制収用の申請が出された例があるそうですが、いずれも和解と なっています。 地元では、ダム推進派漁協の狙いは、有利な和解条件を引き出すことで、「補償 交渉に賛成」とするために必要な(そして過去2回、得られていない)3分2の 賛成を得るために、ダム推進派の現組合長と某県議が結託して、建設業関係者な どを中心に「漁をしない人」を大量に組合員に加入させている、という報告もあ ります。 そこまでして、「35年前に決まったから」という理由で押し通すというのは、何 なのだろう?と思います。 この集会の最後に、参加なさっていた中村敦夫議員は、「この国は法治国家でも、 民主主義国家でもない。すべて癒着で決まっている。一見、民主主義風に運ばれ ているが、これは独裁国家だ。強制収用するなら、それまでのアセスやいろいろ な手続きは必要ではなかった、ということではないか」と。う〜む、いかにも。。。 新聞によると、「収用委でいったん裁決されると、裁判で争われていても、裁決 の効力は止まらない。裁決申請という刀を抜くことで事実上、同省にはダム本体 着工への法的ハードルはなくなることになる」とのこと。 <12月20日> 川辺川ダム計画(熊本県)で、国土交通省が本体着工を実現するために漁業権な どの収用裁決申請を決めたことに対し、流域の同県坂本村の村議会が収用申請し ないよう国に求める意見書を可決。賛成9,反対3。 国土交通省は、「流域の19市町村はダム賛成である」と強く主張してきました。 確かに、流域の19市町村の首長でつくる川辺川ダム建設促進協議会は12月に、改 めて国に早期着工を要望するとともに、強制収用を認める発言を繰り返していま した。 朝日新聞によると、「流域自治体の議会で収用反対を打ち出したのは初めて。国 は申請に踏み切る理由として、流域の自治体に強い促進要望があることを挙げて いた。申請決断翌日の反対表明に、国交省側の判断の是非が、改めて問われそう だ」とのこと。 地元の熊日新聞の県民へのアンケートでは、ダム反対が54%、賛成は19%。地元 の県民と国、市町村の首長との意識のギャップが大きいことがわかりますが、坂 本村の村議会が民意を形として伝えた意義は大きいと思います。ほかの流域自治 体の動きも見守りましょう。 熊本には、ずっと前からニュースを読んでくれて、ときどきエールを送ってくれ て、会社員をしながら川辺川ダム問題に取り組んでいる方がいらして、川辺川の ことをいろいろと教えてもらっているのですが、私はこの集会ではじめてその方 に会うことができました。「私たちに何ができる?」と聞いたら、「声を出して ほしい。新聞への投書や関係者へのメッセージがあると助かる」とのことでした。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ●小泉首相、国土交通省、潮谷熊本県知事にお手紙を書こう。 ◇小泉さんの首相官邸  http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html ◇国土交通省河川局 http://www.mlit.go.jp/river/question/index.html   ◇インターネット「ようこそ知事室 〜提言の送付〜」  http://www.pref.kumamoto.jp/governor/links/mail/meil.html 知事への直行便  専用封筒(切手不要) 県庁や県の関係機関、銀行・郵便局等に置いてあります。  郵送 「知事への直行便」と封筒に明記の上、切手を貼って以下の住所へ。  FAX 「知事への直行便」と明記の上、 FAX:096−386−2040 ※「知事への直行便」は知事だけでなく、県の幹部職員も必ず目を通さなければ ならないのでより効果的です。 ●「4000億円のダムいらなーい」県民集会&パレード   -みんなで止めよう、川辺川ダム!-  日にち:12月22日(土)  パレード:14時辛島公園集合、一時間ほど集会を行った後、辛島公園→     電車通り→上通り→白川公園の順でパレードする。集会ではいろ     んな県民の発言、海の漁師の発言、北九州の鮎釣り人、川辺川漫才など。     パレードは各人各団体の創意工夫で仮装などを行う。  県民集会:18時30分から熊本市青年会館ホール((熊本市出水 2-7-1         TEL096(385)1010)。資料代は500円。   出演者&内容:   福岡賢正さん(毎日新聞記者、「国が川を壊す理由」著者)   青木秀和さん(財政問題研究者)   砂防ダム問題報告   現地報告    川辺川・球磨川を守る漁民有志の会、川辺川利水訴訟原告団、    人吉市の住民投票を求める会、球磨川大水害体験者の会  主催:「4000億円のダムいらなーい」県民集会実行委員会   問い合わせ:Tel 096-349-8090 Fax 096-349-8320 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ===== (続く)
- FENV MES(11):●自然と環境 未来への海図27・北極海 - #553 SDI00600 猫が好き♪ 開発>川辺川>環境ニュース615 -2 (11) 01/12/22 09:31 552へのコメント (承前) ===== 今週の上京時に、地元を代表して国土交通省に出向いた方が、このように書いて いらっしゃいました。 > 佐藤副大臣にお会いしたときも、賛同いただきました100の団体名を > 眺めていらして「全国からこんなにあるのか」ともらしていらっしゃりました。 > 川辺川ダムが、決して熊本県だけの問題なのではなく、全国から注目 > されているということは、重ねて伝えていく必要があると強く思いました。 地元でなくてもこのニュースで問題を知ってしまったら(?)、「全国から見てい ますよ〜」というメッセージを国にも自治体にも伝えていきたいですね。 川辺川の問題は、「たまたま」川辺川で展開されていますが、その背景や推進力 は全国のどこにも当てはまります。「強制収用」という前例を作っては、どの川 でもどの海でも、アセスも何のその、という事態にもなりかねません。 川辺川という土俵でいっしょにその根本的な原因を知り、対策を考え、行動をと ることで、みなさんの地元での将来の問題を未然に予防できるのだと思います。 ==================== ●川辺川ダムとは 昭和40年7月に人吉市などを襲った大水害を契機に計画されました。しかし、この 時の洪水はわずか30分で2mも水位が上昇するという、過去に例のない急激な増水 によるもので、被災住民は市房ダムの過剰放流が洪水の原因と考えています。 建設目的は、治水、利水、水力発電とされています。 ●ダムで洪水死者は防げなかった? 扇国土交通大臣は、国会答弁で球磨川水系での洪水死者数が54名にも達する事を強 調し、ダム建設の必要性を説いています。しかし、洪水死者の死亡原因を見ると、水 害での死者は2名のみ。残りは支流でのがけ崩れ・山津波で亡くなっています。仮に ダムを建設したとしても、支流でのがけ崩れの死者を防ぐことは出来ません。さら に、水害死者の2名と言うのも、昭和40年7月の市房ダムの過剰放水水害での死者 です。また、死者の数には別水系である氷川での死者が合計されているなど、国の説 明には問題があります。 ●ダムに頼らない治水が可能 ダム建設目的の最大の柱である「治水」に関しても、「川辺川研究会」により11月 5日に「球磨川の治水と川辺川ダム」という報告書が公表され、「川辺川ダムを建設 しなくても、堤防の嵩上げなどで球磨川水系の治水対策が可能である」とした検討結 果が報告されました。また、この報告書では、流域最大の資産を持つ八代市では堤防 整備等により、すでに80年に一度の洪水水量を流せる事実が明らかとなるなど、大 きな反響を呼んでいます。これにより、事業の費用対効果はわずか0.6まで落ち込 んでしまいます。 更に、11月24日付けの新聞記事で「国の内部文書でも川辺川ダムの不要を裏付 け」という報道がなされるなど、ダムの必要性について国は大きな説明責任を負って います。 ●発電所を水没させて発電所を新設? 川辺川ダムに併設予定の水力発電所では、新しく1万6500kwの電力が生まれる と宣伝されています。ところが、ダムが完成すると既設の3つの発電設備がダム湖へ の水没等で閉鎖されます。この喪失電力が1万5900kwもあり、わずか4%の発 電量増加にしかなりません。 ●ダム建設推進派に乗っ取られた球磨川漁協 現在の球磨川漁協の役員は全員ダム推進派です。執行部は「強制収容されると補償金 が3分の1になる」などのデマを漁協広報誌に堂々と掲載し、組合員をダム受入れへ と誘導するなど露骨な組合運営を取っています。ダムの補償案受入れを議案とした総 会が開催されることが決まってからは、地元では建設業者が大量に動員され、組合員 の自宅を戸別訪問しながら委任状を取って回りました。ひどい例に至っては、ダム推 進派が「ダム反対派です。」と偽って組合員を信用させ、委任状を巻き上げたり、 「ダムに反対すると国に裁判で訴えられる」などのウソで委任状を取って回っていま した。中には漁具を盗まれたり、船を流されたりと言った嫌がらせを受けている漁民 もいました。2年連続でダム本体予算を消化出来なかった国土交通省も焦っていま す。極めつけは異常な補償交渉の進め方です。それまでも漁協との補償交渉は、非公 開の秘密会で開催されていましたが、10月12日に最終交渉を行った場所がふるっ ています。なんと、国土交通省と執行部は「空き家」で補償交渉を行ったのです。そ の空き家は、「枕流荘」という旧国鉄保養所跡ですが、現在の所有者は地元のS建設 業者です。 しかし、11月28日に開催された総会では、漁民の皆さんの良心で川が守られまし た。 そもそも組合員個々の権利である漁業権を、一部の代表者だけで決められるものでは ありません。全員から委任を取り付けていない補償交渉は、違法・無効な交渉です。 法律的にも、漁業権を持つ漁民の全員が補償交渉に同意調印しないと、ダム本体工事 には着工出来ません。 ●農民2000人が裁判を! 利水事業とは、農家が使う水を引く事業の事です。本来は農家からの実施要請に基づ き事業を行う建前になっています。しかし、補助参加を含めて2000人あまりの農 家が、国営川辺川利水事業に関して国と裁判で争っています(対象農家約3900 戸)この裁判の過程で、変更計画の同意署名を集めようとした行政側が、負担金があ ることを説明しなかったり、事業中止の印鑑だとウソの説明をしたりして、署名捺印 を取っている事が判明しました。極めつけは死んでいるはずの72名の故人の署名捺 印があったり(行政は三途の川の向うにも渡れる?)、自筆でない他人の署名も多数 含まれている事が次々に明らかになりました。現在は、福岡高等裁判所にステージを 移して係争中です。また、裁判に参加していない農家も、事業への参加辞退届けを出 す人が次々に出てきています。これらの状況を見ても、この事業がとても農家からの 要望に基づき合法的に進められた事業とは思われません。一体誰のための事業なので しょうか? ●危機的な熊本県の財政状態と巨額の負担 当初350億円と見積もられた事業費は、見直しのたびに増え続け、2650億円に まで膨張しました。利水事業や砂防ダムなどのダム関連事業の総額は4100億円に のぼります。熊本県では、平成4年に1298億円あった財政基金も、大型公共事業 による赤字補填のため95%を取り崩してしまい、貯金が底をつきました。公債比率 も21.3%と危険水準をこえて、財政再建団体転落の崖っ縁に立たされています。 県債も1兆円を越え、県財政はまさに火の車となっています。今後は、行政サービス の低下や公共料金の値上げなどが予想されます。川辺川ダム事業に対する県負担は9 00億円にのぼり、県民1人あたり5万円もの金額となります。 ●日本一の清流と豊かな自然 川辺川は環境庁により水質日本一に認定された名実共に日本一の清流です。また、ダ ムサイト付近にはクマタカも生息し、ダム湖に水没する九折瀬洞(つづらせどう)に は、世界中でここだけにしか生息しない貴重生物(ツヅラセメクラチビゴミムシ、イ ツキメナシナミハグ モ)がいますが、具体的保全策は何も取られていません。水没予定地域内には、絶滅 危惧種の植物も分布するなど、貴重で豊かな自然が残されています。まさに川辺川流 域は県民の財産ですが、ダム建設による環境へのダメージは避けられません。 計画が古いと言うだけで「環境影響評価法」に基づく環境アセスメントも実施されて いないのです。高まる批判に国土交通省は「環境保全への取り組み」の資料を公表し ました。が、これについては内容が恣意的で客観性に欠けるとの批判が大きく、全国 の160を超える環境保護・市民団体が「本体着工前に環境調査のやり直しを求める 要請」を行っていますが、未だに回答もなく、再調査されるかさえ明らかではありま せん。 ●ダムに頼らない代替案で地域を守ろう 上流からの土砂に埋まる(*)ため、ダムの寿命は100年です。80年に一度の洪 水を防ぐといわれる川辺川ダムですが、その寿命は短いのです。 洪水が頻発した昭和30年から40年初頭の山は、戦後復興のために禿山になってい ました。あれから森林が育ち、山の保水力は向上しています。ダムに頼らない治水対 策として、流域の堤防整備や遊水池の確保、森林整備などの総合治水対策を行うこと で、流域の経済活性化や建設業・林業者の雇用確保などを行いましょう。 さらに重要なのは、ダム建設が中止された場合、国や県は行政責任として、五木村や 相良村の振興対策を充分に支援する義務があります。 *ダムでせき止められ下流に流れない土砂の量は、一日あたり10トントラック10 0台分以上になります。毎日これだけの量の土砂が供給されなくなれば、不知火海 (八代海)や干潟への影響は甚大となるのは当然と言えるでしょう。 ●あなたにも出来る事 このように無駄な川辺川ダムを止める為に、あなたにも出来る取組みがあります。 下記へ「川辺川ダム建設中止」の要望をすぐにFaxで届けましょう。 【首相官邸直通Fax 小泉首相あて】 03−3581−3883 ************************************************************************ このメールへの「返信」でご意見やコメントなどをいただけるとうれしいです。 ただ、すべてにお返事差し上げられないことはご容赦下さい。 掲載内容の無断複製・転載はご遠慮ください。他でお使いになりたい場合にはご 相談下さい。お知り合いへの個人的な転送は歓迎です。 本メールリストへの登録/登録解消、バックナンバーの取り出しは http://www.ne.jp/asahi/home/enviro/news/ 一定期間メールが戻ってくる場合には、こちらで登録削除する場合があります。 環境トップページ http://www.ne.jp/asahi/home/enviro/ 『朝2時起きで、なんでもできる!』(サンマーク出版、1300円)、 『エコ・ネットワーキング!』(海象社、1500円)もどうぞよろしく! **************************************************************************
- FENV MES(11):●自然と環境 未来への海図27・北極海 - #600 VZC03003 安藤 眞 開発>川辺川ダム>また暴挙発覚! (11) 02/01/16 13:37 017へのコメント  九州・熊本県に建設予定の川辺川ダム事業で、また国土交通省暴挙が発覚い たしました。  川辺川ダムは、昨年12月18日に強制収容の裁決が申請され、裁決には最短で も半年ほどの審議が必要とされています。  ところが強制収容の対象になっている土地で、すでに工事が行われている事 実が発覚いたしました。この土地は8名の共有地で、7名は権利移転に同意し ている模様ですが、1名が死亡しており、その相続人はダムに反対しているた め、権利移転に同意しておりませんし、何の補償も受けていません。  しかもその土地には墓地が含まれており、墓石は撤去されて野積みされ、墓 苑はブルドーザーで無残に踏み荒らされています。  現地の状況は、下記URLでご確認下さい。  http://www01.vaio.ne.jp/wild/kawabeDAM/kyuyuti/kyuyuti.htm  国土交通省は、どこまで無辜の民を蹂躙すれば気がすむのでしょうか。  この暴挙にともに怒ってくださるかたは、ぜひ抗議のメールを首相官邸に送 ってください。下記URLから送れます。  http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html  本メールは転載歓迎です。                         安藤 眞(Ando Makoto)        @子守唄の里・五木の村おこしを勝手に応援するよそもんの会
トップページに戻る