参加>重なるところ、重ならないところ
重ならないところを重視して離反しちゃうのはつまらない。

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- FENV  MES(11):●自然と環境 未来への海図27・北極海 - 
+-562  2001/12/30  猫が好き♪        参加>重なるところ、重ならないところ


- FENV MES(11):●自然と環境 未来への海図27・北極海 - #562 SDI00600 猫が好き♪ 参加>重なるところ、重ならないところ (11) 01/12/30 20:51 005へのコメント  私信メイル案件なんだが、対象団体がどこであるかとか、苦情を申し述べた のが誰かとか、そこらへんがわかんなきゃ問題あるめえってことで。 *  話の流れはこんな感じ。 ・どこぞの自然保護団体の会報の編集後期に、例の世界貿易センタービルへの  攻撃事件と、それへの報復としてのアメリカ合衆国などによる報復戦争に関  する言及があった。その言及では、報復戦争に対して否定的な見解が記され  ていた(否定的な見解であるかどうかについては、おれは断定しない。当該  文面に関する評価は後述)。 ・それを受け取った者(会員ではなかったらしい。以下「抗議者」と記す)が、  その自然保護団体に電話をかけた。電話の内容は「アメリカ合衆国のアフガ  ニスタン爆撃を非難しているように読めるが、では世界貿易センタービルな  どへの攻撃についてはどう思っているのか」というものであったらしい。対  応したのは、その編集後期を書いたひと(おそらく事務局長と思われます)  だったらしい。 ・そのまま電話での議論は泥沼化。自然保護団体事務局長の側は、対話を打ち  切った模様。 ・んで、抗議者の側は更にヒートアップして、その団体への寄付者名簿あたり  を手掛かりに近所のひとに電話をかけたりした。これは結果として当該団体  への寄付などの協力をとりやめるよう説得したかたちになったように、ぼく  には思われました。 ・抗議者はそんだけでは腹立ちがおさまらなかったらしく、おれのところにま  でメイルを送ってきた。けっこうすごかったんですよねえこのメイル。「自  然保護関係者は狭量であるというのは常識みたいなもの」とか、そんなこと  まで書かれておりましたわ。そんなもんを、おそらくは等しく狭量であるの  だろう自然保護関係者のおれに送ってきてどうする(=^_^;=)。  以上、状況説明。 *  今回のケースなんだが、まあ、世界は広いからアメリカ合衆国の報復行動を 是とするひとだっているわけで、そういうひともいることを考えたらそもそも 言及をすべきでなかったということは言えたかもしれない。  ただ、問題の文面を見る限りでは、別に報復行動を非難しているようにも見 えず、「自分があまり報復行動に関心を抱いていないということへの違和感」 を表明したのみであって、抑制的な文章だったと思う。また、自然保護団体の 会報で延々と場違いな話をぶちまいたわけではないのであって(*1)、編集後期 の身辺雑記でわずかに触れただけなのであって、このくらいは許してやれよ、 とも思った。  これで、(どのくらいの時間だったのかはわからないが)いきなし電話をか けられ、議論を売られたのは、その自然保護団体の事務局長にとって不幸だっ たよなあ、とか思いました。  *1 最近の類似事例では、鉄道ジャーナルの竹島編集長が、第二次世界大戦    がらみで失言をしたあげく、本来は鉄道情報を掲載すべき誌面をさいて    ろくでもない議論を掲載、ぶったたかれていた事例があった。これなん    かは、発端が編集後期かなんかであったにせよ不用意であり、更になん    ぼ編集長(ついでにオーナーでもあるらしい)とはいえそんな議論に誌    面をさくというあたりの判断が不適切であり、批判されてもいたしかた    あるまい。歴史認識の問題以前に編集者の資質レベルで重大な問題があ    るわいっ。    でも今回の自然保護団体の編集後期については、そこまでの問題は感じ    なかった。  や。おれ思うんだけどさぁ。  市民運動なんてのは、「重なる部分がある人々がどう集い、どのように力を あわせていくか」てのが重要なんだと思うわけです。「重ならない部分」を重 視していてもしょうがないだろうと。  たとえばの話が、自然保護運動をやるんだったら、何かの自然を守りたいと いう一点で重なる部分があるのなら、それ以外の部分で、たとえば「右翼・左 翼」とか、「喫煙者・嫌煙者」とか、「男・女」とか、「金持ち・貧乏人」と か、さまざまな対立があったとしても、あんまし気にしないようにつとめるべ きだろうと思うわけです。  なに、一緒に自然保護運動をしているひとが、たとえばたばこ問題をめぐっ ては別のところで壮絶に闘っていてもかまわないし、政見やら支持政党やらを めぐって喧嘩してたってかまわないわけです。是々非々で考え、重なる部分が あるのならばそこで自分と相手を重ねていく、ということが必要なんだろうと 思う。  また別の見方をするのならば、たとえば企業や行政。中にはいろいろなひと がいるわけで、意見が異なるとか立場が異なるとかいうことで対立していると いうことはあるわけ。でも、そういった対立を乗り越えて、それぞれの組織目 標の範囲内では協力をして力をあわせていくという体制があるわけじゃないで すか。  連中は、それができてるんだよな。つうか、誰だって、企業や行政のような 組織の中で活動する場合には、そのくらいのこと出来てるわけじゃないか。  市民運動でのみそれができない、ということはないだろうと思う。また、も しも市民運動団体でのみそれができないんだとすると、それは「市民運動は未 成熟なガキの集まりにすぎない」ってことを意味してしまうのではないか。も ちろんそれは、市民運動側のパワーをそぐことになるし、対立する勢力と対立 する場合には戦力が劣ることの原因にもなりかねない。  でもなんか、市民運動の中では、特に支援者レベルでは、そういう「重なる ところを探して協力する」というのが、なぜかうまくいかないことが多い(支 援者レベルだけじゃなくてリーダーレベルでもコケてる場合は多々ある)。  他のところではそれができていたはずのひとですら、市民運動の中ではでき ていないように見受けられるケースすら、珍しいものじゃない。  これは、いったい何なんだろうなあ。市民運動とかやってるひとは、そのあ たりちょっと周囲を見回して考えてみませんか、とか言いたくなってしまいま した。はい。 *  んで、その後。 ・おれは、「たかが編集後期に過剰なリアクションをして、相手の時間を強引  にふんだくり、自分の意見を押し付け、相手が従わないからといって妨害行  動に出るというのはいかがなものか。大変申しわけないんですが、今回のメ  イルの内容には、一片たりとも、同意できません(大意)」という返事をし  ました。 ・そしたら「世界貿易センタービル攻撃への被害者あたりに思いが及ばないな  らおまえは人間ではない、猫だ(大意)」とかいう返信が来ました。  なんかすんげー疲れちゃった。この手の狭量な発想につきあってても何もい いことはなさそうなんで、そいつとは縁を切ろうと思いました。「自分に賛成 してくれない」「自分の考えと一致しない(重ならない)」ということでいち いち罵倒されててもなぁ。つうか、なんでそんなことで自分には罵倒する権利 があると思えるんだかがわからんし、そゆひとには近寄りたくないと思うのは 人情だべ、とか思いましたぁ。  まあ、こういうケースでも上手に合意に持ち込めるだけの力量がおれにあれ ばいいんだが、と思ったりもしましたがね(苦笑)。
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