電磁波>BEMSニュースのダイジェスト報告
白血病の危険性についての試算もあります。

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- FENV  MES(15):●自然と環境  未来への海図25・北極海 - 
+-843  2000/11/18  BEMSJ             電磁波>専門学会ニュースから


- FENV MES(15):●自然と環境 未来への海図25・北極海 - #843 QWP00045 BEMSJ 電磁波>専門学会ニュースから (15) 00/11/18 23:16 023へのコメント  今週自宅に届いたBEMSの会員ニュースで、興味のあるポイントを 紹介します。 BEMS Newsletter July/Aug 2000の概要 1.電磁界防護規格の動向  ICNIRPの電磁界曝露ガイドラインに対して、更に厳しく無線塔からの 電磁界放射を規制する動きがある。スイスとイタリアである。 一方、ICNIRPのガイドラインをそのまま受け入れる国、例えば ニュージーランドがある。 2.低周波磁界と小児ガンのプール解析 カロリンスカのM.Feychting等は、最新の9件の疫学調査を まとめて解析を行った。 結果は、 * 0.4マイクロテスラ以上の曝露では小児白血病の   リスクは2である。               * 0.4マイクロテスラ以下の磁界に曝露しても、小児ガンの   危険性は増加しない。   この0.4マイクロテスラを超える磁界曝露を受け割合は全体の   0.8%に過ぎない。従って、送電線があっても99.2%の子供には   危険性はない。 3.英国の動き  英国では50Hz等の低周波電磁界のレビューを行った。結果は、 これらの電磁界は、検出できるかできないかの瀬戸際にある程度の 小さい健康影響がある可能性がある。 現時点ではどういうメカニズムでそうした健康影響があるのか 判っていない。 携帯電話等の高周波の電磁界の健康影響に関する研究とともに、 研究を続ける必要がある。 4.国際的に電磁界曝露基準を統一する動きがある。 WHOを中心に動きが始まっている。 という内容です。 2項に関連して、以下のような計算をしてみました。 実際の小児ガンになる人数を推定して見ます。 0.4マイクロテスラ以上の場所に住むと危険度が2倍ということは 通常は1人のガン発生に対して、磁界によってもう一人ガンになると いうことです。 簡略化のために0.4マイクロテスラ以上の所に住む人は1%とすると 100分の1の確率になります。 小児ガンの発生率をどこかの原典にあたって調査しなければならない のですが、ここでは10万人に5名という確率を使用します。 そうすると、0.4マイクロテスラ以上のところに住んで小児ガンに なる確立は 1000万人に5名の割合となります。 10歳以下、もしくは15歳以下の子供が全人口の20%程度であると すれば、 5000万人の人口の中に、送電線の影響でガンになる人数は5名となる。 スウェーデンのように人口1000万人程度の国では 全国から全ての高圧送電線を撤去したり、地下埋設にしても、 救えるのは年間1名の子供である。 日本のように1憶の人口の場合は、年間に10名の子供を救うことが できる。 という計算が成り立ちます。 こうした計算は、カロリンスカの研究者はかつて行っています。 従って、送電線からの磁界の影響度はゼロではない、 しかし、この確率の危険度のために、他の色々なことを際し置いて 優先権を与えなければならないということは難しい。 アメリカのRAPIDの最終報告では、こうしたことを考えて 法律などで規制したりしなければならないほどの大きな危険度では ない、しかし、危険はあるので、できるだけ送電線からの磁界は 小さくするなどの予防措置をとったほうが良い という結論に なっているといえます。
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