生物>エゾシカ猟の鉛弾規制、2000年開始
猛禽類の鉛中毒問題、解決へ一歩前進。


・自然環境フォーラム電子会議に登録された発言を、自然環境フォーラムが整形したものです。

- FENV  MES(12):●自然と環境 未来への海図22・南極海 -
#674   SDI00600  猫が好き♪        生物>エゾシカ猟の鉛弾規制、2000年開始
(12)   99/12/29 04:13  009へのコメント

 水鳥猟の鉛散弾規制はすげえ時間がかかりましたけど、エゾシカ猟の鉛散弾
規制は、前例があったせいか、わりと早く動いたように感じます。

 最初にFBT/FENVあたりで鉛弾問題を扱い始めたのっていつ頃だったっけ。も
うぱっと思い出せないくらい昔のことだったりする。自然保護運動って、あま
り「世の中を動かせた」という実感を感じられないものだったりするのだけど、
だからとても疲れてたりするのだけど、たまにこういうニュースを見ると、必
ずしもやってきたことは無駄じゃなかったんだな、とか思います。
 ちょっと快感です。

・共同通信 12/24 16:36 エゾシカ猟で鉛弾規制開始 オオワシなどの鉛中毒で

 北海道自然環境課は、2000年度から、エゾシカ猟での鉛弾の使用を禁止する
ことを決めた。環境庁は2001年度から北海道での鉛弾規制を行う予定でいるが、
それを1年前倒しにしたかたち。規制方法は、鳥獣保護法に基づく知事告示と
なる模様。

 鉛の銃弾問題では、水鳥猟などに使われる鉛の散弾(小さな鉛粒をたくさん
打ち出すタイプの銃弾。ショットガン用の銃弾)が、湿地などにばらまかれ、
それを小石と間違って摂取した水鳥が鉛中毒に陥り死亡するという現象がある
ため、以前から問題になっていた。

 今回のエゾシカ猟用銃弾はそれとは異なり、ライフルドスラッグ弾(ショッ
トガン用の単体銃弾)やライフル弾(ライフル銃用の銃弾)などが対象。
 これらの銃弾は、打ち出されたときは単体だが、エゾシカの体内で飛散して
肉の中に残り、そのエゾシカの死体をついばむ猛禽類などが鉛中毒に陥るとい
う現象を引き起こしていた。

 北海道庁は本年度、エゾシカ猟における鉛弾の使用を自粛するようハンター
に呼びかけていたほか、聞き取り調査も行っていた。その結果、鉛弾から銅弾
に切り替えたハンターが4割ほどいたという結果が出ており、また銅弾の供給
についてもめどがついたと判断したことから、2000年度から鉛弾の使用を禁止
することにしたもの。
 ん。数字を見る限りでは、けっこう啓蒙は効果をあげており、ハンターの意
識も高いな、という印象。

 違反者に対しては、1年以下の懲役・50万円以下の罰金てのはとにかく、狩
猟免許が取り消されるのだそうで、たぶんこれは実効性がある規制になると思
う。




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