原子力>MOX燃料装架直前 データ捏造発覚!
関西電力高浜原発でのプルサーマル計画、とりあえず頓挫。


・自然環境フォーラム電子会議に登録された発言を、自然環境フォーラムが整形したものです。

- FENV  MES(12):●自然と環境 未来への海図22・南極海 -
#603  99/12/16 23:08  核>高浜4号でのプルサーマル、延期か?
#604  99/12/17 17:45  核>高浜4号用MOX燃料もデータ捏造疑惑
#607  99/12/17 21:03  核>MOX燃料データ捏造・ガーディアン記事
#610  99/12/20 17:42  RE:核>高浜4号用MOX燃料もデータ捏造疑惑
#611  99/12/20 17:42  核>MOX使用断念で資料室声明
#612  99/12/20 17:42  核>プルサーマル中止を求める資料室声明
#613  99/12/20 17:42  核>MOX使用差止原告団の声明
#614  99/12/20 17:42  核>MOX燃料使用差止仮処分勝利声明

- FENV  MES( 6):◆PressRoom04 環境問題プレスリリース -
#361  99/12/17 01:29  GPJ>核>関電、高浜4号プルサーマルを延期


- FENV MES(12):●自然と環境 未来への海図22・南極海 - #603 SDI00600 猫が好き♪ 核>高浜4号でのプルサーマル、延期か? (12) 99/12/16 23:08 012へのコメント コメント数:1  高浜4号炉でのプルサーマル計画が、延期になったようです。追って詳しい 話が出るかと思いますが、「高浜4号炉用 MOX燃料は正規に製造された」と言 い張っていたのが、製造元方面より「高浜4号用もデータ捏造があった」かな んかという情報がはいってきて、その言い訳が通用しないと判断せざるを得な くなった、ということのようです。
- FENV MES(12):●自然と環境 未来への海図22・南極海 - #604 SDI00600 猫が好き♪ 核>高浜4号用MOX燃料もデータ捏造疑惑 (12) 99/12/17 17:45 603へのコメント コメント数:6  どうなることかと思われていた高浜4号炉でのプルサーマルですが、やっぱ しというかなんというか、「高浜4号用 MOX燃料は、正規に製造されたもの」 という説明がどうも怪しく、強弁が通らなさそうになってきたことから、いっ たん取りやめになるようです(=^_^;=)。なんだかなぁ。ほんっとに押し切れる と思って強弁していたのかどうか、いちどじっくり聞いてみたいような気もし ますが、まあウランをバケツでまぜちゃう業界だからなぁ、何考えてるんだか はもうよくわかりません(=^_^;=)。 ・共同経済 12/09 21:56 4号機用データもねつ造か ・朝日新聞 12/09 21:58 高浜原発4号機用にも「データねつ造疑惑」 ・毎日新聞 12/09 22:14 MOX燃料>検査データねつ造問題 高浜4号機分も 英紙 ・読売新聞 12/10 00:42 MOX検査データ「関電分もねつ造」…英紙 ・毎日新聞 12/10 00:57 MOX燃料>検査データねつ造 高浜原発4号機分も=替 ・毎日新聞 12/10 01:09 MOX燃料>検査データねつ造 英政府の調査で判明=解説 ・毎日新聞 12/10 01:09 MOX燃料>検査データねつ造 高浜原発4号機分も=3替  火元はイギリスのガーディアン紙。  すでに高浜3号炉用の MOX燃料(プルサーマルに使われるプルトニウム混合 核燃料)では、製造課程でちゃんとチェックが行なわれておらず、チェックを しなかったものについて適当なデータをでっちあげていたことが判明していま す。で、その MOX燃料は使わないってことになってます。  しかし、製造元のイギリス核燃料会社BNFLは、「高浜4号炉用はちゃんと製 造されたもの」だとこれまで説明しており、関西電力なども「だから大丈夫」 と主張していました。通産省もその見解を追認しておいででございました。  今回ガーディアンが報じたものとして報道されている内容は、データ捏造問 題を調査していた検査局NII がイギリス政府に報告したことが元になっている ようです。  その報告では、「データが捏造されたロットが日本に送られた(高浜4号炉 用になっている?)」とし、BNFLの主張は真実ではないと指摘したとのこと。 しかし NIIは、「データねつ造で危険にさらされる英国人はおらず、仮に日本 人が危険にさらされてもわれわれの管轄外であり、公表する義務はない」とも 述べているらしいですね。やるなあ大英帝国(=^_^;=)。  ガーディアンは、「英国の原子力産業の伝統に基づき、この決定的な情報は 公開されず、日本側にも伝えられないだろう」と論評を加えているとか。  ほんでえーと、関西電力のコメント。  「記事に書かれた事実関係についてはわからないが、関西電力としては、こ   れまでの調査で4号機のMOX燃料にデータの偽造がないことを確認して   いる」(毎日新聞)  「現在、BNFLに照会中で返事はまだないが、4号機については不正は行   われていないと確信しており、年内にもMOX燃料を原子炉に装てんする   という計画を変更する予定は今のところない」(読売新聞)  えー、どこまでチェック機能が働いているのかというあたりにも当然のよう に重大な疑問があるわけですが。しかしそれ以前に、こういう問題が発覚して しまったにもかかわらずまだ「偽造がないことを確認している」なんて発表し てしまうあたりの危機管理意識の薄さってのはなんなんだろう。やっぱこのひ とたちは、おれの基準からすると、どっかおかしいような気がする。おれだっ たらとりあえず言葉を濁すことにして、絶対にこの手の決定的なコトは言わな いように気を付けると思うんだがな。うーん。 ・共同経済 12/10 18:51 不正ないとの報告は妥当 ・時事通信 12/10 20:12 高浜4号機用も「統計的に疑義」=核燃料データねつ造で英 ・毎日新聞 12/10 21:26 データねつ造>英核施設検査機関から情報入手−−深谷通産  んで、参議院の経済産業委員会での深谷隆司通産大臣のコメント。質問者は 社民党の清水澄子議員。  「情報交換をしている英検査局(NII)から『一部に疑義のあるデータは   あるものの(英国核燃料会社で)燃料ペレットの全数測定をしており、健   全性に問題はない』と聞いている」(共同経済)  えー、つまりなに。「データ捏造の可能性はある」とわかっててこれまで強 弁してたってこと? いや、そうなんだろうなあとは思うんだけど、わかって るかどうかわかんないんだけど、これ、おれはスキャンダルだと思うんだよ。 深谷さんはそうは思いませんか?
- FENV MES(12):●自然と環境 未来への海図22・南極海 - #607 SDI00600 猫が好き♪ 核>MOX燃料データ捏造・ガーディアン記事 (12) 99/12/17 21:03 604へのコメント  玉突転載ですが、美浜の会ホームページより FACTIVE経由で、問題のガー ディアン紙の記事の仮訳。 <ここから末尾まで転載> |- FACTIVE MES( 9):●分科会 脱原発社会を迎えて 第8章 08 - |#041 NCC00235 ノー・ニュークス 英国原子力施設検査局がデータ不正を認める |( 9) 99/12/16 18:09 040へのコメント コメント数:2 美浜の会HPより −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 英国原子力施設検査局が高浜4号MOX燃料のデータ不正を認める!  12/9発表の英国原子力施設検査局(NII)の第三期(7/1〜9/3 0)報告書が手に入りました(イギリスの環境保護団体コアから)。このなかで 高浜4号に装荷予定のMOX燃料にデータ不正燃料ペレットが含まれているこ とがはっきりと指摘されています。 原子力施設検査局の第三期(7/1〜9/30)の報告書より抜粋 ・・・データが「異常」(unusual)であるとクラス分けされた1ロットのペレット が存在する。その諸ペレットは、最近日本に輸送された8体の燃料集合体のう ち、2体の中に存在している。この問題に関するHMNIIの独立の検証の一部とし て、HSEの統計学者がBNFLの試料検査データの詳しい解析を実行する準備がな されてきている。それはBNFLの検証の完全性をチェックするためである。HMNI Iの検証はまた、その問題(事件)の原因に関係寄与する可能な要因を決定する ことをさがし求めている。                                            (仮訳・美浜の会) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 高浜4号データ不正疑惑を伝える「ガーディアン」紙     (1999年12月9日、抜粋) 日本におけるこの状況に対する英国政府および会社側の対応は、結束して黙り を決め込むというものだ。BNFLの元々の対応は、三人の労働者が安全性チ ェックのデータのねつ造に責任があるとし、彼らを解雇するというものだった 。そして、日本に送られた燃料は関係していないと主張した。 会社側は、その後、この主張を修正し、日本に送られた燃料の中には、危険を もたらすものはなく、原子炉に装荷しても安全だということで顧客の関西電力 が満足したと述べるようになっている。これは、基本的に、裁判における関西 電力の立場を守るものとなっている。(なぜなら、今となっては、安全性に関 する記録が改変されなかったと主張すれば、立場が危うくなるからだ。) BNFLの主張には、当初から矛盾があった。最初、会社側は、11ロットだ けが関係しているといっていたが、その後、その数字を22に増やし、それで も日本にはこれらのどれも送られていないと主張した。 この事件についての調査を指示された原子力施設局(NII)は、政府に対し 、会社側のこの主張は真実ではないようだと報告している。いくつかねつ造さ れたロットが日本に送られたというのである。原子力産業の伝統に則り、この 決定的な情報は、秘密にされ、日本側にも知らされないことになるだろう。 NIIの立場は、「英国では、この安全性データのねつ造によって危険にさら されたものは誰もおらず、危険にさらされるものがあるとすれば、日本人で、 彼らは、我々の管轄権の外にあるから、我々としては発表する義務はない」と いうものである。 このような態度は、日本ですんなりと受け入れられるものではない。地元の県 が住民投票の実施に踏み切り、そこで住民がMOXに「ノー」ということにな るかもしれない。もう一つの選択肢は、NIIの報告書を発表するというもの だ。だが、もし、リークが示唆している通り、日本への燃料の輸送を容易にす るためデータがねつ造されたということを報告書が示しているとすれば、この 選択肢もBNFLの助けにはならないだろう。どちらにしても、会社側は、向 こう2、3カ月は、不安な日々を送ることになるだろう。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 掲載元: 美浜の会HP http://www.jca.apc.org/mihama 99/12/16(木) 00:19 ノー・ニュークス(NCC00235)
- FENV MES(12):●自然と環境 未来への海図22・南極海 - #610 SDI00872 YAMASAKI RE:核>高浜4号用MOX燃料もデータ捏造疑惑 (12) 99/12/20 17:42 604へのコメント  直前に竹村さんからもらっていた情報を転載するまもなく断念という報道が 流れました。  以下に、竹村さんからの情報と今回の断念報道を受けてのメールを転載します。 --------------------------- 転載開始 --------------------------------------- 題名:高浜4号機MOXねつ造に新事実 Date: Wed, 15 Dec 1999 16:40:08 +0900 From: hideaki takemura 通産省から大変な資料が出てきました。  11月8日にNII(原子力施設検査局)が通産省に示していた手紙です。  その中には、高浜4号機用MOX燃料にもデータねつ造の疑いがあることがはっきり書 かれています。  11月8日は、 関西電力による最終報告(高浜4号機用MOX燃料には不正がない)が出 されたあとでもあります。 NIIの手紙は、この最終報告も否定する内容です。それに もかかわらず、 通産省は関西電力と一緒になって、高浜4号機にはデータねつ造なし と言い続けてきたのです。  通産省はこの手紙を提出すると同時に、 NIIの調査報告があることを認めました。 ただし、内部報告なので外には出せないとまだ言っています。  以下、NIIの手紙についてまとめたものを送ります。 高浜4号機MOX燃料データねつ造疑惑について・最新情報 (1999年12月15日)  12月10日の参議院経済産業委員会で、高浜4号機のMOX燃料データねつ造疑惑につい て清水澄子議員(社民党)が質問、清水議員は通産大臣にイギリス政府からの資料を 要求、それに対し本日通産省から別紙資料が提出されました。 1、4号機のねつ造疑惑は確定的別紙資料は今年11月8日に英国政府NII(原子力施設検 査局)が日本大使館経済参事官にあてた手紙です。 この3段落目には、「ねつ造が疑 わしいペレットを含む2体の燃料集合体は日本にあり」と、 高浜4号機のMOX燃料にね つ造の疑いがあることをはっきり述べています。これまで通産省は関西電力により調 査の結果不正のないことが確認されていると述べてきました。 NIIからの手紙はこれ をはっきり否定しています。 2、 全数検査を満たせばそれでよいのか NIIが主張しているのは、BNFLで製作された MOXペレットは、 すべて全数検査で「使用に当たり安全である」と保証されており、 英国政府の立場としては、これで十分と考えるが、これを実際に使うかどうかは関西 電力と三菱重工が独自に判断すべきものだということです。日本側でなく、英国側の 考え方は全数検査で十分だというものです。 3、 抜き取り検査合格が日本側が求めた品質保証英国側が全数検査にパスしていれば 良いという立場を取るのは、BNFLの品質保証がこれまで全数検査のみだったからです。 今回の契約に当たって日本側の三菱重工がもとめた品質保証は全数検査と抜き取り検 査のダブルチェックでした。英国側にとってダブルチェックは余分なものと映ってい るかもしれませんが、日本側が必要と判断して要求した品質保証です。その品質保証 を日本政府がどうでも良いということはできないはずです。 4、通産省は1ヶ月もこの事実を隠していた高浜4号機MOX燃料にはデータねつ造の疑惑 があるということを、通産省は11月8日に得ていたということです。1ヶ月以上も前に この事実を知りながら、通産省は4号機用MOX燃料にデータねつ造はないという主張を 繰り返していたのです。しかも、この手紙を受け取ったのは関西電力の最終報告の出 された後でもあります。手紙の内容は最終報告の内容を否定しているにもかかわらず、 通産省は新たな独自調査を行ないませんでした。 5、12月12日に調査員派遣通産省はこの12月12日(日)に、イギリスに調査員2人を派 遣しました。9月に調査団を派遣して以来はじめて通産省が動きました。9月の調査は 3号機用MOX燃料に対してデータねつ造の疑惑を認め使用を止めさせました。 今回の2 人の調査員が何をしに行ったのか定かではありませんが、データねつ造の疑いのある ものは使用を中止させるというのが、政府の取るべき態度ではないでしょうか。 以上、まとめは竹村英明 題名:祝!関電プルサーマル中止 Date: Thu, 16 Dec 1999 19:08:31 +0900 From: hideaki takemura  関西電力が輸入燃料体検査申請を取り下げたというビッグニュースを夕刻通産省か ら受け取りました。ここ数日来、12月10日の経済産業委員会での清水澄子さんの質問 のために奔走し、質問後も通産省の隠していた1片の資料を引っ張り出すために奔走、 おかげで14日にはついに倒れてしまったのですが、15日にくだんの資料が出てきて、 この一片の資料が決定打となって、関西電力のプルサーマルが止まりました。永久停 止か、延期かはまだ不明ですが、プルサーマルが大幅後退したことは間違いありませ ん。社会新報の皆さんには資料をお送りし忘れていましたが、清水先生の質問がプル ーサーマルを止めた!ということを大々的に報じてほしいと思います。 とりあえず、 連絡まで。  なお、福島瑞穂は昨日、会期末ぎりぎりに、この件で「BNFLデータ捏造事件に関す る質問主意書」を提出しました。この答弁書は1月25日ということになりましたが、1 月のMOX燃料の装荷前に出せ出せないとの議論を、 通産省としている最中のできごと でした。通産省も予期していなかったようです。 福島瑞穂事務所 竹村英明 -------------------------------------- 転載終了 ---------------------------- YAMASAKI (SDI00872)
- FENV MES(12):●自然と環境 未来への海図22・南極海 - #611 SDI00872 YAMASAKI 核>MOX使用断念で資料室声明 (12) 99/12/20 17:42 604へのコメント -----(オルタナティブ運動情報・メーリングリストより転載)------------ YAMASAKI (SDI00872) ------転載開始------------------------------------------------------- Date: Thu, 16 Dec 1999 21:56:19 +0900 From: "Citizens' Nuclear Information Center" 題名:[aml 15260] 声明・高浜4号用MOX燃料もデ 高浜4号用MOX燃料もデータ捏造発覚 再処理・プルサーマル計画からの撤退を訴える 1999年12月16日 原子力資料情報室  関西電力は本日、高浜原発4号炉での装荷を計画していた英国核燃料 会社(BNFL)製のプルトニウム燃料(MOX燃料)について、 製造段階で のペレット検査データに捏造があったことを認め、燃料集合体8体すべ ての使用中止を発表した。  高浜3号炉用のMOX燃料はBNFLでの検査データ捏造が9月に発覚して いたが、 4号炉用MOXには不正はなく安全であるとの主張を関西電力・ 通産省は繰り返してきた。しかし実際には11月8日の段階で英国核施設 検査局(NII)から在英日本大使館を通じて、4号炉用MOXもデータ捏造 の疑いが高いという情報が通産省に伝えられていた。にもかかわらず、 情報を隠して強引にMOXの装荷に向けた作業を進めてきたが、 それが破 綻したのである。  一方、東京電力が2000年2月から福島第一原発3号炉での利用を計画 しているMOX燃料についても、 福島県知事の抗議を受けて、通産省は再 度データを確認するよう指示した。また、福島第一3号炉と同じ沸騰水 型炉である敦賀1号炉で、シュラウド・サポート部のひび割れが発見さ れ、福島第一3号炉でも同様のひび割れが起きている可能性が出てきた。 このままMOXを使うのは極めて危険であり、 東京電力もただちに MOX燃 料の装荷を中止すべきである。  日本のMOX利用計画に重大な技術的問題が未解決のまま残され、 原子 力を進める政府や産業界と、市民との意識のずれが明らかなものになっ ているにもかかわらず、計画遂行を最優先させてきたことが今回の事態 を招いたのである。  原子力資料情報室は、いま改めて、再処理やプルサーマルを含む、プ ルトニウム利用計画からの撤退を強く求める。  原発の配管焼鈍データ捏造や使用済み燃料輸送容器中性子遮蔽材デー タ改竄、もんじゅ事故や東海再処理工場事故、そしてJCO臨界事故など、 捏造や改竄、重大事故が続発している。この状況を見つめ、今こそ原子 力利用を中止し、今後のエネルギーのあり方について、具体的な検討を 進めていくべき時がきた。 ===========================================- 原子力資料情報室 藤野聡 ================================ 原子力資料情報室 (CNIC) Citizens' Nuclear Information Center 〒東京都中野区東中野1-58-15寿ビル3F TEL.03-5330-9520 FAX.03-5330-9530 http://www.jca.apc.org/cnic/ cnic-jp@po.iijnet.or.jp ================================ ------転載終了-------------------------------------------------------
- FENV MES(12):●自然と環境 未来への海図22・南極海 - #612 SDI00872 YAMASAKI 核>プルサーマル中止を求める資料室声明 (12) 99/12/20 17:42 604へのコメント -----(オルタナティブ運動情報・メーリングリストより転載)------------ YAMASAKI (SDI00872) ------転載開始------------------------------------------------------- Date: Fri, 17 Dec 1999 13:51:36 +0900 From: "Citizens' Nuclear Information Center" 題名:[aml 15274] プルサーマル計画の全面中止を プルサーマル計画の全面中止を! 1999年12月17日 原子力資料情報室  かねてから検査データに関する不正の疑いのあった、 高浜原発4号炉 用MOX燃料(すでにイギリスから日本に輸送済み)について、BNFL が検 査データの一部捏造を認めたことで、関西電力は、年明けにも予定され ていた同炉へのMOX燃料装荷・ プルサーマル実施を延期することを決め た。また、福島第一原発3号炉で予定されていたプルサーマル計画につ いても、通産省は燃料製造データの再確認を実施することを決め、同炉 のプルサーマルも延期となった。これによって、日本のプルサーマル計 画は、当面、すべて延期されることになった。  遅すぎた決定ではあったが、計画が実施され取り返しのつかない事態 が起こる前に、延期されたことを私たちは歓迎する。そしてこの機会に、 プルサーマル計画を全面凍結し、その安全性(安全チェックの体制の全 面見直しを含む)・経済性・必要性・核拡散の問題について、海外にお ける燃料製造工程の品質管理の問題も含めて、すべての国民の前にデー タが公開され、市民参加の下に徹底した議論が行なわれるべきである。 政府はそれらの議論によって、国民の納得が得られるまでは、プルサー マルを強行すべきでない。各種の世論調査も、プルサーマル計画への強 い懸念と、政府・原子力産業の安全点検能力への強い不信を示している。  政府が1990年代半ばにプルサーマルをスタートさせると言った段階か ら、私たち原子力資料情報室はその妥当性・安全性に大きな疑問を寄せ、 1995-1997年には、国際研究IMA(International MOX Assessment)を行 なって、プルサーマルの是非について、国際的専門家チームによる徹底 した評価を行なった。 そして、IMAプロジェクトの共同研究者は、次の ような結論に達した。  「プルトニウム分離とMOXの軽水炉利用という路線のデメリットは、 核燃料の直接処分の選択肢に比べて圧倒的であり、それは、産業として の面、経済性、安全保障、安全性、廃棄物管理、そして社会的な影響の すべてにわたって言える。 換言すれば、プルトニウム分離の継続とMOX の軽水炉利用の推進には、今や何の合理的な理由もなく、社会的な利点 も見出すことができない。」  わたしたちの研究においても、 日本のMOX燃料の製造がヨーロッパの メーカーに任され、日本側で品質管理のしようがないことに大きな懸念 があることを指摘したが、実際今回の一連の事態はその通りの経過をた どったのである。 これらの経過や、最近のJCOの事故などを見るとき、 日本の政府や原子力産業に、国民に対して安全を保証する能力がないこ とは明白で、プルサーマル計画はいうにおよばず、原子力計画全体につ いて、総点検すべき時である。  私たちの見解からすれば、プルサーマルは何の必要性もなく、安全、 核拡散防止の観点からも、中止されるべきものと考える。少なくとも政 府はすべてのプルサーマル計画を全面的に凍結し、すべてのデータを公 開し、原点に戻って、全国民的な議論を起こすべきである。そのことを 強く要望する。 ================================ 原子力資料情報室 (CNIC) Citizens' Nuclear Information Center 〒東京都中野区東中野1-58-15寿ビル3F TEL.03-5330-9520 FAX.03-5330-9530 http://www.jca.apc.org/cnic/ cnic-jp@po.iijnet.or.jp ================================
- FENV MES(12):●自然と環境 未来への海図22・南極海 - #613 SDI00872 YAMASAKI 核>MOX使用差止原告団の声明 (12) 99/12/20 17:42 604へのコメント -----(オルタナティブ運動情報・メーリングリストより転載)------------ YAMASAKI (SDI00872) ------転載開始------------------------------------------------------- Date: Sat, 18 Dec 1999 00:16:52 +0900 From: MASUDA Tetsuya 題名:[aml 15282] 高浜4号炉差止処分(原告団の 美浜の会ホームページより −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 原告団の声明(12月17日)               声       明  関西電力は、裁判所の決定を直前にした12月16日、高浜4号機燃料集合体8体 の装荷を断念すると発表した。燃料の偽造が明らかになったためである。この燃料の 使用禁止命令を申し立ててきた我々原告団は、これで完全に目的を達成し、勝利を勝 ち取った。  この過程で我々は9月から、燃料ペレット外径に関する膨大なデータの分析、裁判 での証拠提出、イギリスでの調査活動などに多くの努力を傾注してきた。我々の決意 と努力は多くの共感と協力を呼び起こし、ついては国会での清水澄子議員の追及によ って、 NIIからの11月8日付け書簡を公表せざるを得ないように通産省は追い込ま れた。この書簡によって、高浜4号での燃料データの偽造が確定的になったのである。  今回のデータ偽造の確認によって、高浜4号用燃料には不正がないとした11月1 日付け最終報告書の調査結果は虚偽の報告となった。この最終報告書を直ちに妥当と し、11月2日の福井県議会でも説明した資源エネルギー庁と原子力安全委員会の責 任が厳しく問われるべきである。  通産省資源エネルギー庁は、 このNII書簡を11月8日頃に入手していたにもかか わらず、それをずっと隠し通してきた。高浜4号機用燃料には複数の不正があること を知っていたにもかかわらず、いや知っていたからこそ、「全数検査で安全性は保証 される」という線を打ち出し、それによって強引に燃料の装荷を押し進めようとした。 しかしこの線は、関電の最終報告書の趣旨に明らかに矛盾しており、それを「妥当で ある」とした自らの判断を否定するものであった。  このような事実の隠蔽と虚偽の説明によって世間一般をだましてきた担当者の責任、 及び通産大臣の監督責任が厳しく問われるべきである。このような虚偽を見逃して、 「安全」と表明した原子力安全委員会にも同様の責任が問われるべきである。  関西電力は裁判の過程で、やはり基本的にこの通産省の線に沿った主張を展開した。 高浜4号データに不正のないことの証明を最初からあきらめ、「全数検査論」に切り 替えたが、これは自らの最終報告書のみならず、安全性に関する基本的立場を放棄す るものであった。これでは裁判に勝てる訳がない。そのために、裁判所の決定が出る 直前に、「原告側訴えの利益」の喪失をねらって、自ら装荷を断念する決定をしたも のと思われる。  福井県当局はやはり、全数検査で安全性は確保できるとの立場を表明していた。し かしこれは、関電の最終報告書が妥当であるという説明を受けてきた範囲から明らか に逸脱している。まず、政府に対し11月2日県議会での説明との食い違いについて 釈明を求めるべきであった。それをせずに、また住民・市民の声を無視して、安易に 政府の変節を受け入れたことについて、強い疑問をもたざるを得ない。    今回関電は、明らかに不正に関係している高浜4号の燃料集合体4体だけでなく、 8体全部の使用を中止することを決定した。理由は、「契約上の信頼が損なわれた」 ためであると伝えられている。同じ理由は当然高浜3号機用燃料にも適用されるべき であり、いまある燃料の4体分だけでなく、全体が放棄されるべきである。  危険なプルトニウムを含むMOX燃料は、 これほどまでに呪われている。そもそもペ レット製造の研削工程において、ウラン燃料と違って、湿式研削をできないことが大 きな制約になっている。プルトニウムのために、湿式にすると臨界事故を引き起こす 恐れがあるからだと最終報告に書かれている。  この際、このやっかいで危険なMOX燃料を使うこと自体を断念するべきである。  この問題の経過において、 「MOX燃料の安全性」は多くの虚偽の上に成り立ってい ることが明らかになった。安全管理への信頼自体が、東海村事故に続いて再び大きく 損なわれた。これでは、プルサーマルの安全性自体も信頼できるにはほど遠いものと なったのである。 関西電力は、ただちに高浜原発プルサーマル計画を中止すべきである。さらにBNFLに 送ってきた使用済み燃料の再処理をすべてただちに中止すべきである。  政府はこの際、プルサーマル計画自体を根本的に見直し、計画を中止すべきである。               1999年12月17日                 高浜4号MOX燃料使用差止仮処分裁判原告団        原告団事務局         グリーン・アクション TEL075-701-7223 FAX075-702-1952         美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会                       TEL06-6367-6580 FAX06-6367-6581 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 掲載元: 美浜の会HP ============ 増田 哲也 masuda@osaka.email.ne.jp ============
- FENV MES(12):●自然と環境 未来への海図22・南極海 - #614 SDI00872 YAMASAKI 核>MOX燃料使用差止仮処分勝利声明 (12) 99/12/20 17:42 604へのコメント -----(オルタナティブ運動情報・メーリングリストより転載)------------ YAMASAKI (SDI00872) ------転載開始------------------------------------------------------- Date: Sat, 18 Dec 1999 00:44:57 +0900 From: MASUDA Tetsuya 題名:[aml 15284] 高浜4号MOX燃料使用差止仮 美浜の会ホームページより −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 高浜4号MOX燃料使用差止仮処分裁判 原告全面勝利!! 福井・関西・全国の運動の勝利! 関電、データねつ造認めて MOX燃料使用を断念! (99/12/16)  12月16日、関電は高浜4号のMOX燃料にデータねつ造があったことを認め、燃料 の使用を中止すると発表しました。福井と関西の212名の原告が「疑惑のMOX燃料を使 うな」と裁判に訴えた闘いは完全に勝利しました。関電が裁判所の決定を直前に控え て急遽、自ら燃料使用の中止を発表したのは、裁判での敗北が避けられなくなったか らにほかなりません。ここまで関電を追い込んだのは、原告と弁護団、支援者の闘い の力です。福井と関西の運動の画期的な勝利です。  もんじゅ事故、東海再処理工場事故、そして今回の東海村臨界事故と立て続けの重 大事故で国の原子力政策はがたがたです。高浜4号のプルサーマル計画は、その立て 直しための突破口として位置づけられていたものです。今回の勝利は、単に関電だけ でなく、国の原子力政策全体に大きな打撃を与えるものです。  「高浜4号にはねつ造はない」とウソをつき、福井県民と国民をだましつづけてき たことを関電に公式に謝罪させなければなりません。関電のウソの調査報告にお墨付 きを与えた通産省・安全委員会も同罪です。その責任を徹底追及しましょう。裁判闘 争の勝利を踏まえて、さらに関電がプルサーマル計画そのものを断念するまで追い込 みましょう。脱原発百人署名をさらにひろげ、脱原発への大転換を勝ち取る大きな力 をつくり出して行きましょう。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 掲載元:美浜の会HP http://www.jca.apc.org/mihama/ ============ 増田 哲也 masuda@osaka.email.ne.jp ============ ------転載終了-------------------------------------------------------
- FENV MES( 6):◆PressRoom04 環境問題プレスリリース - #361 SDI00600 猫が好き♪ GPJ>核>関電、高浜4号プルサーマルを延期 ( 6) 99/12/17 01:29 085へのコメント  グリーンピース・ジャパンよりメイルで頂いた情報です。 ===== プレスリリース                           1999年12月16日 グリーンピースは、 「 関西電力はMOX燃料使用計画そのものを断念すべきである 」                              と指摘 〜〜関西電力、搬入されたMOX燃料の使用を断念〜〜  関西電力は16日午後、高浜原発4号機での国内初のプルサーマルで使う予定だっ たMOXプルトニウム燃料8体すべての使用を断念すると発表した。このMOXプル トニウム燃料は、10月1日に高浜原発に運び込まれたものである。この燃料につい ては、今月9日付の「ガーディアン」(英)が、2体についてデータがねつ造されて いた疑いが強いと報道していた。     グリーンピースは、MOXプルトニウム燃料の使用はもとより、海上輸送にも危険 であることを理由に反対している。関西電力が高浜原発での使用を断念したとの報を 受けたグリーンピース・インターナショナルのマイク・タウンズリー(核問題担当、 英国)は、以下のように語っている。 「データをねつ造したBNFLに、再びMOX燃料を作らせるべきではないし、英仏 での使用済み燃料の再処理も行うべきではない。  使うあてのなくなったMOXプルトニウム燃料は、核兵器に転用可能な物質である 。今後の扱いについては、関西電力だけで決定するのではなく、広く世界に対しても 意見を求めるべきだ。」 問い合わせ先 グリーンピース・ジャパン  核問題担当:鈴木かずえ  03−5351−5400  広   報:櫻井 淳子  03−5351−5409  090−3470−7 884

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