沖縄普天間基地移設問題>名護市への圧迫続く
辺野古周辺は県の自然保護区域のはずなのだが
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- FENV MES(13):●自然と環境 未来への海図23・北極海 -
#573 99/11/27 21:25 開発>沖ヘリ>沖縄県から岸本市長への依頼文
- FENV MES(13):●自然と環境 未来への海図23・北極海 -
#575 99/11/28 11:25 開発>沖ヘリ>岸本市長受け入れたらリコール
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#581 99/11/28 19:54 開発>沖ヘリ>辺野古周辺は県の自然保護区域
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#573 CXQ04025 WAKAX 開発>沖ヘリ>沖縄県から岸本市長への依頼文
(13) 99/11/27 21:25 300へのコメント
11月22日に、石川秀雄副知事が名護に持参した、稲嶺恵一・沖縄県知事から
岸本建男・名護市長への依頼の文書を紹介します。
・普天間飛行場の移設候補地選定にかかる御協力について(依頼)
・別紙/移設候補地選定についての基本的考え方
移設候補地は「キャンプ・シュワブ水域内名護市辺野古沿岸域」という表現
が正しいようです。
=====
総返第250号
平成11年11月22日
名護市長
岸本建男殿
沖縄県知事
稲嶺惠一
普天間飛行場の移設候補地選定にかかる御協力について(依頼)
貴職におかれましては、平素から本県の基地行政について御協力をいただき、
厚くお礼申し上げます。
さて、県としては、普天間飛行場を含め、本県の米軍基地の整理縮小につい
ては、まず、「沖縄に関する特別行動委員会(SACO)」の合意事案を着実に実
施することが、より現実的で実現可能な方法であると認識しています。
普天間飛行場については、市街地の中心部にあって市民生活に深刻な影響を
与えていることや、飛行場及びその周辺部が重要な開発拠点となっていること
から、早期に返還させる必要があります。
このため、同飛行場の県内移設に向けて、別紙「移設候補地選定についての
基本的考え方」のとおり、様々な観点から検討を行い、移設候補地を選定する
作業を行ってきたところ、「キャンプ・シュワブ水域内名護市辺野古沿岸域」
が移設候補地として適切であると判断いたしました。
県としては苦渋の選択であり、名護市民の皆様方には新たな負担をお願いす
ることになり、心の痛む思いがしております。国に県の考え方を提示するに際
しては、地域住民の生活に十分配慮するとともに自然環境への影響を極力少な
くすることなど4項目の「移設にあたって整備すべき条件」を国に求めること
にしております。
普天間飛行場の移設問題は、緊急性の高い懸案事項であり、沖縄の将来にか
かわる極めて重要な課題であること、また、同飛行場の返還は長年にわたる県
民の大きな願いであることを斟酌され、貴市のご理解とご協力を賜りますよう
お願い申し上げます。
=====
別紙
移設候補地選定についての基本的考え方
県の基本的な考え方としては、戦後50年余も過重な基地負担を背負い続け
た県民の厳しい歩みと今なお全国の米軍専用施設面積の約75%が沖縄に集中
する現状を考慮すると、米軍基地の整理・縮小を図るため、具体的な解決方策
を示すことは、県政をあずかる者の責務であると考えております。
普天間飛行場は市街地の中心部にあり、また飛行場及びその周辺部が重要な
開発拠点となっていることから、一日も早く動かす必要があり、宜野湾市をは
じめ県からもあらゆる機会を通して日米両国政府に返還を求めてまいりました。
その結果「沖縄に関する特別行動委員会(SACO)」の報告で返還が合意された
ものであります。
市街地の中心部にあり市民生活に深刻な影響を与えている普天間飛行場を一
日も早く返還するということが、問題の原点であると深く認識しています。普
天間飛行場の無条件返還は県民の願いでありますが、現在の国際情勢下におい
ては、厳しい状況にあり、この主張のままでは展開が開けず、市街地の中心部
にある普天間飛行場がいつまでも動かないことになります。
県としては、SACOの合意に基づき、普天間飛行場の県内移設を受け入れるこ
とが、普天間飛行場の返還を実現させる、現実的な選択肢であると考えており
ます。
移設候補地の選定にあたっては、
(1) 米軍基地の整理・縮小を図るものであること
(2) 住民の安全が確保され、騒音等の影響が軽減されること
(3) 建設される空港は、民間航空機が就航できる滑走路を有するもので、将来
にわたって地域及び県民の財産となるものであること
(4) 県土の均衡ある発展を図る観点から地域の活性化に資するもので、県民の
利益につながるものであること
の4項目の基本方針を設定して移設候補地の検討を行い、これらの方針に適し
た場所を総合的に判断して、「キャンプ・シュワブ水域名護市辺野古沿岸域」
が適しているとの結論に達した次第であります。
県としては、移設にともなう住民生活への影響については、航空機の離発着
時において、集落への騒音を軽減できることや海域に飛行訓練ルートを設定す
ることにより、移設先及び周辺地域への騒音の影響を軽減できると考えており
ます。建設場所や工法の決定については、今後、国において、各種調査等を実
施し、住民生活や環境に著しい影響が及ばないよう、特別な配慮がなされるべ
きものと考えております。
また、国に県の案を提示するに際して、「移設にあたって整備すべき条件」
として、次の4項目を国に求めることにしております。
まず第一は、普天間飛行場の移設先及び周辺地域の振興、並びに跡地利用に
ついては実施体制の整備、行財政上の措置について立法等を含め特別な対策を
講じることであります。
第二は、代替施設の建設については、必要な調査を行い、地域住民の生活に
十分配慮するとともに自然環境への影響を極力少なくすることであります。
第三は、代替施設は、民間航空機が就航できる軍民共用空港とし、将来にわ
たって地域及び県民の財産となり得るものであることであります。
第四は、米軍による施設の使用については、15年の期限を設けることが、基
地の整理・縮小を求める県民感情からして必要であること。
以上の4項目につきまして、国において実施されるよう求めていくこととし
ています。
また、日米地位協定に関し、日本国が裁判権を行使すべき合衆国軍隊の構成
員叉は軍属たる被害者の起訴前の拘禁、公務外の米軍人等が起こした事件・事
故による補償問題並びに航空機騒音及び環境保護に関する国内法の適用等につ
いて改善を行うよう求める他、米軍基地の使用や維持・管理、米軍人・軍属と
の婚姻等によって生ずるさまざまな問題についても善処されるよう国に求める
とともに、普天間飛行場の移設を契機にさらなる米軍基地の整理・縮小を求め
ていきたいと考えています。
もとより基地は、住民生活にも影響を与えるものであり、新たな基地を受け
入れることについては、市として重い決断を迫られることになります。
このことから、移設先及び周辺地域の振興策につきましては、県の責任と役
割を強く自覚しており、県において名護市のご意見を伺いながらまとめていき、
地域振興が確実に実現するよう、あらゆる努力を尽くす決意であります。
このことについては、去る11月19日に開かれました沖縄政策協議会において、
普天間飛行場の移設先の振興策について総合的な視点から取り組むことの必要
性や地元の要望を踏まえた具体的な事業を着実に推進するための国、県、地元
の一体的な仕組みが必要であると申し上げたところ、国から、具体化に向けて
取り組むとの明確な対処方針が示されております。
名護市民の皆様に新たな負担をお願いすることになり、県としては心の痛む
思いがしております。県民の願いである基地の整理・縮小を図るため、ご理解
いただきますよう衷心よりお願いするものであります。
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- FENV MES(13):●自然と環境 未来への海図23・北極海 -
#575 CXQ04025 WAKAX 開発>沖ヘリ>岸本市長受け入れたらリコール
(13) 99/11/28 11:25 300へのコメント
11月20日、名護市のヘリ基地反対協議会は岸本建男・名護市長が普天間移設
を受け入れを表明した場合、リコール運動に取り組むことを決めています。
一方、岸本市長はリコールされる前に辞任するのではないか、という見方を
する人もいます。12月議会で与党議員が移設を容認する決議を準備しているの
ですが、その決議を受けるかたちで受け入れを表明し、辞任し再出馬しするの
ではないかというのですね。
どちらにしても、選挙というかたちで、岸本市長の選択を信任するかどうか
を問うことになるかもしれません。うーん。
すでに「岸本市長は海上案を条件に受け入れる」という報道が積み重ねられ
ているのですが、まだ正式には表明していません。
最近の岸本市長の発言を追ってみます。
11月12日、岸本市長は市議会野党との会談で普天間移設に関して「まだ受け
入れるとも受け入れないとも言っていないが、重大な決意になると思っている」
市民投票の結果について「(県から)提案があれば十分検討して決断したい」
と発言しています。
14日に行われた、岸本市長と鈴木宗男前官房副長官との非公開懇談会で、
「近く表明する」と表明。懇談会には北部自治体の首長、議長ら20数人や嘉数
知賢衆院議員が同席していて「逃れられない問題である。決断する際には、ご
支援、ご協力をお願いしたい」と支援を要請しています。
沖縄政策協議会が行われた19日は、稲嶺知事の候補地表明について「知事が
来たら話はうかがう」「まだ場所を特定したわけではないので、コメントはで
きない」「まだまだ白紙」という反応。
政府が北部振興策に積極姿勢を示したことについては「私は以前からやるべ
き、と主張してきた。非常にいいことだ」と評価しています。
22日、移設候補地の受け入れ要請に対して「住民生活に著しい影響を与える
施設は受け入れられない。要請は十分に検討して、そのうえで返事をしたい」
と答えています。
その後の記者会見で読み上げられたコメントは#558に。同席した市民との対
話では「皆さま方の訴えは訴えとして、わたし自身が判断したい。その結果、
皆さんにわたしを判断してほしい」「私は年内決着のスケジュールを一度もつ
くったことはないし、そのようなことは一度も考えたことはない」と発言して
います。
WAKAX
- FENV MES(13):●自然と環境 未来への海図23・北極海 -
#581 CXQ04025 WAKAX 開発>沖ヘリ>辺野古周辺は県の自然保護区域
(13) 99/11/28 19:54 300へのコメント
普天間移設候補地とされた「キャンプ・シュワブ水域内名護市辺野古沿岸域」
周辺は、沖縄県によって最高ランクの自然保護区域に指定されているそうです。
クリッピングから
・毎日 11/24 02:01 <特報・普天間>移転先のシュワブ周辺は自然保護区域だった
・共同通信 11/24 11:25 辺野古沿岸は環境保護区域 沖縄県の環境保護指針で
共同の記事は11月24日の沖縄タイムスの夕刊に掲載されたようです。
大田知事時代の98年2月に沖縄県が策定した「自然環境保全に関する指針」の
中で、名護市辺野古の沿岸部は、最優先で保護が必要とされる、ランク1の
「自然環境の厳正な保護・保全を図る区域」に、陸域はランク3の「自然環境
との調和を図る区域」に指定されているそうです。
「自然環境保全に関する指針」は沖縄県の自然環境保全審議会の答申を得て
策定されたもので、法的拘束力、罰則規定はないが、公共事業や民間事業の際
に計画の見直し、変更などを求めることができるらしいです。
沖縄県自然保護課によると、移設候補地選定作業で、事前に知事や担当者か
らの相談や協議はなかったそうです。
沖縄タイムス<http://www.ryukyu.ne.jp/~o-times/>より
・沖縄タイムス <1999年11月26日 朝刊 25面>
9種の動植物が絶滅危ぐ/移設先の辺野古沿岸域/環境庁レッドリストに記載
97年の政府の調査に基づく「シュワブ沖調査結果報告書」で絶滅危ぐ2類が
9種、国指定の天然記念物が4種が確認されていたという記事。
絶滅危ぐ2類
陸生生物:マツバラン、テンノウメ、シマカナメモチ、ハリツルマサキ、
オキナワギク、モクビャクコウ、ヤリテンツキ、クロガヤ
は虫類:オキナワキノボリトカゲ
国指定の天然記念物
鳥類:カラスバト
底生動物:ナキオカヤドカリ、ムラサキオカヤドカリ、オカヤドカリ
他に、準絶滅危ぐ種、危急種、希少種、地域個体群の動植物が16種だそうで
す。
記載されていませんが、ジュゴンも目視されてます。
・朝日11/26 06:40 ◇普天間移設で環境影響調査費を追加計上へ◇
25日に、防衛庁は名護市が年内に受け入れを正式表明した場合、移設候補地
周辺の環境影響調査のための費用を、来年度予算に追加要求する方針を固めた
そうです。12月20日すぎに見込まれる大蔵原案内示に間に合えば追加するんだ
そうです。
名護市議会は確か12月20日までです。
稲嶺恵一・沖縄県知事が政府にもとめた移設の4つの条件の1つ「必要な調
査を行い、地域住民の生活に十分配慮するとともに自然環境への影響を極力少
なくすること。」への配慮ってところでしょうか。
政府には任せておけないってんで、名護市東海岸の地元住民を中心に、ジュ
ゴンの生態調査と海域、陸域の環境調査の費用の捻出を目的とした「ジュゴン
保護基金」が設立されています。本当のところ東海岸の自然環境はどうなって
いるのか調べるために、ご協力いただけると嬉しいです。一口1000円です。
・ジュゴン保護基金
〒905-2266 名護市字瀬嵩48番地 東恩納琢磨
TEL/FAX:098-055-8587
郵便振替:01780-5-90603(口座名:ジュゴン保護基金)
詳しくは nifty:FENV/MES/13/380 をごらんください。
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