福井県足羽川ダム>建設省の代替案出る
どさくさまぎれに予算倍増4000億円に(=^_^;=)
・自然環境フォーラム電子会議に登録された発言を、自然環境フォーラムが整形したものです。
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- FENV MES(13):●自然と環境 未来への海図23・北極海 -
#549 99/11/23 13:52 開発>足羽川ダム>足羽川ダムは今(1)
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#550 99/11/23 13:55 開発>足羽川ダム>足羽川ダムは今(2)
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#551 99/11/23 14:00 開発>足羽川ダム>足羽川ダムは今(3)
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#549 MHB01176 大橋正明 開発>足羽川ダム>足羽川ダムは今(1)
(13) 99/11/23 13:52 012へのコメント コメント数:2
お久しぶりです。足羽川の清流を愛する会の大橋です。
足羽川ダムについては97年9月に足羽川ダム建設事業審議委員会で
「ダムの必要性は認めるものの、水没世帯を極力少なくすべき」との答申
が出されて以来、目立った動きはありませんでした。
しかし、11月10日に池田町の町長が地元区長に説明するというかたちで
建設省の代替案が明らかになりました。
代替案はダムサイトを美山町の上流、池田町にある部子(へこ)川という
足羽川の支流に建設するというものです。支流の部子川だけでは集水
能力が少ないため足羽川本流等から地下トンネルで水を引き込むことに
なっています。建設費用は約4000億円とこれまでの2000億円の2倍で
す。
水没戸数は約50戸とこれまでの250戸の5分1になるとしています。
まさに答申の内容そのものの代替案です。
足羽川の小さな支流にダムを作り、地下トンネルで他の川から水をとってく
る。
おまけに建設費用はこれまで2倍。ダムをつくることしか考えつかない近畿地
建。
本当にあきれるばかりです。
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足羽川の清流を愛する会 大橋正明
E-mail asuwa@mitene.or.jp
URL http://www/mitene.or.jp/~asuwa
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#550 MHB01176 大橋正明 開発>足羽川ダム>足羽川ダムは今(2)
(13) 99/11/23 13:55 549へのコメント
11月19日建設省近畿地方建設局は足羽川ダムの代替案を正式に発表しまし
た。
代替案は足羽川の支流部子川(へこかわ)の池田町上小畑から千代谷の地係に
かけてダムサイトを建設、ダム高は約130メートル(現計画は80メート
ル)、総貯水量は約7200立方メートル(現計画並み)、水没面積は約1.
8平方キロメートル(現計画の3分の2)、洪水調節機能を確保するため足羽
川の上流域の本流、支流(池田町の赤谷川、割谷川、水無川)を直径約5メー
トルから17メートルの導水トンネル(延長約11キロ)で結び水を通すとし
ています。水没戸数は池田町千代谷、大本の約50戸となっています。
今後約2年間の地質調査などを実施し、建設可能となれば現計画と比較検討し
一案に絞るとしています。
代替案は部子川だけでなく、足羽川上流の本流、支流を堰きとめ部子川に作る
ダムに水をかき集めるという計画です。治水利水上まったく必要性のないダム
のために足羽川をめちゃくちゃにしようとする計画です。
ダム建設計画の代替案はダム建設で、治水利水対策はダム建設でという建設省
の姿勢を改めさせなければ日本の河川行政は良くならないと思います。
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足羽川の清流を愛する会 大橋正明
E-mail asuwa@mitene.or.jp
URL http://www/mitene.or.jp/~asuwa
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#551 MHB01176 大橋正明 開発>足羽川ダム>足羽川ダムは今(3)
(13) 99/11/23 14:00 549へのコメント
足羽川の清流を愛する会は足羽川ダム代替案の発表を受けて、近畿地方建設局
長、福井県知事あてに抗議文を郵送しました。
また、11月26日から28日に福井県民会館で開く写真展「川は生きている
か」でもダム計画の不当性を訴えていきます。
以下、抗議文の全文です。
1999年11月19日
建設省近畿地方建設局
局長 藤芳素生 様
足羽川の清流を愛す会
代表 池内 啓
事務局長 野世 信水
足羽川ダム代替案に対する抗議
1997年9月の足羽川ダム審議委員会答申から2年余りをかけ、ようやく提出さ
れた代替案を拝見し、私たちの思いを申し上げます。
1.足羽川にはどのようなダムも必要ない
私たちが終始一貫して主張してきたことは、足羽川にはどのようなダムも必
要ないということでした。ダムの不必要性についての意見は、審議委員会の中
の勉強会で明かにされたにもかかわらず、何らその議論を深めることもなく、
「足羽川にダムは必要」という答申が出されました。私たちはそのことに強い
不満を抱きました。
今回の代替案についても、前案(美山町蔵作天田での計画案をそう呼んでお
く。以下同様)と同一の計画(基本高水流量など)に基づくものである以上、
内容の如何を問わず、もとより認められるものではありません。
2.治水上、何の役割も果たせない代替案
足羽川ダム計画における基本高水流量が、実績洪水流量にくらべ、あまりに
もかけ離れた過剰な値であることはすでに指摘されているとおりです。実際に
は実績洪水流量から導き出される150年に一度の洪水流量は、計画高水流量を
も下回るものであり、計画どおりの河川改修によって十分に対応出来るもので
す。つまりダムは全く不必要であるわけです。
しかも、前案での集水面積約243平方キロメートルは、日野川(深谷)の流
域面積1281平方キロメートル、同じく九頭竜川(布施田)の2633平方キロメー
トルに対してはるかに小さく、ダムによる洪水ピーク流量の低減率は数%に過
ぎません。
さらに今回の代替案における集水面積は、導水管を使っても約105平方キロ
メートルであり、前案のそれと比べて半分以下に減ります。たとえ総貯水量が
同じであっても、集水面積が小さいのではダムとしての意味がありません。お
よそ治水効果は無いに等しいものと思われます。
また導水管を引くことにより、水海川・割谷川・赤谷川の取水口より下は、
その流水を失い干上がる可能性が高くなります。足羽川本川においても影響は
免れません。「流水の正常な機能維持」をうたいながら川を死なせ、「動植物
の生息環境や水質の保全」などという美辞を並べながら山川にコンクリートを
流し込む姿勢を、私たちは到底許せません。
3.利水計画を放棄しているのは当然
昨年5月に福井県が策定した県水資源総合計画では、県人口予測の下方修正
に伴い、生活用水、工業用水、農業用水ともにいずれも需要予測値を下げまし
た。しかも、建設見込みの立たない足羽川ダムからの供給を除外したにもかか
わらず、各用水とも供給が需要を上回る予測となっています。今回の代替案の
検討にあたり、都市用水(上水道および工業用水道)を対象からはずしている
ことは当然のことです。足羽川ダム計画における利水目的の無意味さを認めた
ものと受け止めます。
4.「現計画不適当」とは前案を捨てろということ
ダム審議委員会での「現計画不適当」という答申は、不適当な計画は廃棄し
ろ、ということです。それを今に至ってなお「現計画」と呼び、代替案である
ものを「候補案」として、今後それらを「比較検討」するというのは全く理解
が出来ません。答申そのものを無視する相変わらずの建設省の姿勢に、強い憤
りを覚えます。
以上、私たちはこれまで通り、足羽川の流れとそれをとりまく豊かな自然を
愛し、次の世代にそれを確実に手渡すために、「足羽川にどのようなダムもい
らない」という思いを明確に主張し、今回の代替案に対しても強く抗議するも
のです。
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足羽川の清流を愛する会 大橋正明
E-mail asuwa@mitene.or.jp
URL http://www/mitene.or.jp/~asuwa
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