環境庁発表、内分泌攪乱化学物質の汚染状況
いわゆる「環境ホルモン」の汚染はここまで.....


・自然環境フォーラム電子会議に登録された発言を、自然環境フォーラムが整形したものです。

- FENV  MES(12):●自然と環境 未来への海図22・南極海 -
#487   SDI00600  猫が好き♪        汚染>野生生物に内分泌撹乱化学物質広まる
(12)   99/11/01 09:37  010へのコメント

 鯨類ネタの方で一瞬出てきましたが、基本線としては鯨類限定ではないみた
いなんで、こちらで全貌を紹介しておきます。あ、ま、どーせおれのダイジェ
ストだからこれが全貌かどうかは保証の限りではないが(=^_^;=)。

・時事通信 10/29 14:26 野生生物に環境ホルモン汚染広がる=環境庁が初の調査
・共同通信 10/29 16:05 4物質で影響懸念の濃度 初の環境ホルモン全国調査
・共同通信 10/29 16:06 広範囲の汚染を確認 長期的な影響調査が課題
・NHK  10/29 16:36 トリブチルスズなど4物質 優先的に毒性調査へ 環境庁
・毎日新聞 10/29 19:45 環境ホルモン>環境庁が初の調査結果を発表 野生動物に拡
・毎日新聞 10/29 19:52 環境ホルモン>解説 データを今後の対策にどう生かすか
・読売新聞 10/29 20:53 クジラや猛きん類、高濃度のPCB
・朝日新聞 10/29 21:59 環境ホルモン全国調査結果を公表 全国規模の汚染裏付け

 環境庁は10月29日、内分泌撹乱化学物質による汚染の全国調査結果をまとめ
た。

 今回の調査では、現在判明している67種の内分泌撹乱化学物質のうち61〜66
種を調べた(67種ということになったの?)。検体は、全国各地で採取した大
気や水など約1900検体と、魚・カエル・鳥・タヌキ・クマなど12種類の体組織
約500検体。
 なお、このあたり記事によってかなり食い違いがあるので、細かいこと言う
と調査結果を自分で見るしかないようです。しかしなして調査物質数あたりの
数字までが食い違うかなあ(=^_^;=)。

 具体的なデータを記事から抜き出すと以下のとおり。

・船底塗料などに使われるトリブチルスズ

 大分県の臼杵湾で懸念濃度を検出。

・界面活性剤の原料あるいは分解性生物であるノニルフェノールと4―t―オ
 クチルフェノール

 大阪府の河川で懸念濃度を検出。
 ノニルフェノールは河川・海水調査地点の60%から検出、オクチフェノール
は56%から検出。

・プラスチック加工に使うフタル酸ジ―n―ブチル

 青森県堤川で懸念濃度に近い数値で検出。

・ポリ塩化ビフェニール(PCB)

 濃度は低かったが、北海道のシマフクロウ・ヒグマからも検出。また、河川
水・海水などの調査地点の69%にあたる281ヶ所で検出。

 *1 記事によっては「1グラムあたり120マイクログラム」と表記(笑)。

・車の排気ガスに含まれるベンゾ(a)ピレン

 調査地点198ヶ所すべての大気から検出。

・生物の異常

 コイとタヌキでそれぞれ1個体づつ、オスの生殖器異常。ただし内分泌撹乱
化学物質との因果関係は不明。

・生物からの検出結果(毎日の記事より)

化学物質     対象生物    検出率       最高値

PCB      クジラ類    24/ 26   92%   120600
 〃       アザラシ類   19/ 19  100%    8700
 〃       トビ      26/ 26  100%    8900
 〃       猛きん類    26/ 30   86%    14300
 〃       水生生物    133/141   94%    1300
トリブチルスズ  水生生物    113/141   80%     120
 〃       クジラ類    18/ 26   69%   330000
DDT      クジラ類    26/ 26  100%    7600
         アザラシ類   19/ 19  100%     550
ノニルフェノール 水生生物    42/141   29%     780

 ※原典記事では「最高値は試料1グラム当たりで単位はマイクログラム」と
  なっていましたが、面白いので千倍にしました。「試料1キログラムあた
  りの数値」でございます(なにやってるんだか(=^_^;=))。
  なお、クジラ類のトリブチルスズ330000マイクログラム/キログラムは、
  他の記事では言及がないんですが、はて?




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