北陸辰巳ダム・石川県公共事業評価委員会の姿勢
公開質問状に回答しないまま新年度再評価を強行
・自然環境フォーラム電子会議に登録された発言を、自然環境フォーラムが整形したものです。
- FENV MES(13):●自然と環境 未来への海図23・北極海 -
#426 QGA03476 鬼笑 開発>辰巳>公開質問状に回答せず
(13) 99/10/29 08:43 024へのコメント コメント数:1
辰巳の会など6団体が石川県公共事業評価監視委員会・川島良治委員長に提出した公
開質問状の回答期限は10月25日(必着)でしたが、期限までに回答は届きませんでした
。
公開質問状には、期限までに回答がない場合は回答拒否または回答不能とみなすとい
うことが明記されていたにもかかわらず、回答が届かなかっただけでなく、回答期限の
延期についてなど、川島委員長、監視委事務局からの連絡・相談は事前にいっさいあり
ませんでした。
質問状を提出した6団体は、川島委員長が事実上回答を拒否したことを受けて、10月
26日午後、県政記者クラブにおいて記者会見を行いました。記者会見には、6団体を代
表して、ナギの会代表・渡辺寛さんと辰巳の会事務局長・碇山洋が出席しました。
以下に、記者会見配付資料を紹介します。
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監視委員会への公開質問状にたいする回答について
1999年10月26日・記者会見
(質問状を提出した6団体を代表して)
兼六園と辰巳用水を守り、ダム建設を阻止する会
事務局長 碇山 洋
(1)
10月13日に6団体が県公共事業評価監視委員会・川島良治委員長あてに提出した「監
視委員会の運営、辰巳ダム再評価に関する公開質問状」には、以下のように明記されて
いた。
「文書にて御回答いただけるようお願いいたします。」
「1999(平成11)年度の新たな公共事業再評価が本格的に始まる前に初年度の問題点を
明らかにしておく必要がありますので、回答の期限を10月25日(必着)とさせていただ
きます。万一期限までに御回答いただけない場合は、残念ながら、回答拒否または回答
不能とみなし、そのように発表させていただきますので、その点、十分御配慮ください
。」
昨日が回答の期限であったわけだが、委員長からの回答は届かなかった。このように
明記してあるにもかかわらず回答がなかったということは、川島委員長は私たちの公開
質問状にたいする回答を拒否したものと判断せざるをえない。
(2)
回答期限の昨25日18時頃、監視委員会事務局(県土木部監理課)から碇山の自宅に別紙
のようなファックスが送られてきた。まったく意味不明の内容だったので、すぐに監理
課に電話をかけて真意をただそうとしたが、担当者はファックス送付後すぐに帰宅して
しまっていて、まったく要領をえなかったので、26日午前9時までに監理課から碇山へ
電話をするよう伝言を残した。(別紙参照)
(3)
きょう9時に、事務局・多賀氏(監理課長)から電話があった。
ファックスの「宜しくお願いいたします」は、「お知らせいたします」の意であると
の説明であった。
多賀氏の説明を要約すると、以下のようなことである。
質問状は、川島委員長に届けてある。
回答は委員長の一存で決めるわけにはいかないので、他の委員に諮るのに時間がかか
る。
明日27日開催される平成11年度第2回監視委員会では、この質問状について議論する
予定はない。
いつ回答できるかはまだ目処がたっていない。
回答期限の夕方に意味不明のファックスを送りつけるだけで、こちらから電話で問い
合わせてやっとこれだけの説明があったわけだが、あまりの官僚的対応にあきれるばか
りである。
多賀氏は、「期限はそちらが一方的に決めたこと」と非難めいた発言もしたが、1)
今年度の公共事業再評価がはじまるまえに前年度の再評価の問題点を明らかにする必要
があり、事実27日に監視委が開催されることをみても、25日しめきりは合理的であり、
2)質問状提出から回答期限まで10日以上と十分な時間があり、3)期限延期などにつ
いて事前の相談はまったくなく、期限をすぎてからこのような説明をしても、何らの説
得力もない。
このような出鱈目な対応が、川島委員長の指示によるものか、事務局の判断によるも
のか、私たちには分からないが、公共事業再評価をより充実したものにしようとの願い
を込めて行った市民グループの質問状を監視委員会〔事務局〕がこのように杜撰に取り
扱ったことに驚きを禁じえない。
(4)
「公共事業の透明性確保」を建前とする監視委員会でありながら、市民の疑問にたい
する回答を回避し、不誠実な官僚的対応をしたことにたいして、私たち市民グループは
つよい憤りをもって厳しく抗議する。
今回の回答拒否によって、透明性を確保するための第三者機関であるはずの監視委員
会の運営、審議、結論の出し方の透明度は限りなくゼロに近いものとなってしまったこ
とを指摘しておく。
(5)
多賀氏にも電話でつたえたが、期限をすぎた段階でももし川島委員長から回答があれ
ば、届いた時期、回答の内容を検討して、対応を決めることにしたい。
(6)
公開質問状で指摘し疑念を呈したように、監視委員会の運営や審議、結論の出し方に
は問題点がたくさんあるが、今回の回答拒否によって、監視委の存在意義がますます厳
しく問われることになった。
川島委員長はじめ監視委員諸氏が、県民の期待にこたえ、監視委員会本来の社会的使
命を果たせるように運営等を正常化されることを期待している。
(鬼笑)
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#427 QGA03476 鬼笑 開発>辰巳>回答せぬまま新年度再評価
(13) 99/10/29 08:46 426へのコメント
平成11年度第2回石川県公共事業評価監視委員会が、10月27日、石川厚生年金会館で
開催されました。
前回の第1回監視委員会は、前年度から継続審議になっていた辰巳ダム再評価だけが
審議対象であったため、今回から今年度の公共事業再評価の審議が始まることになりま
す。
今年度の再評価対象事業は、土木部関係6事業、農林水産部関係4事業、市町村から
依頼のあった11事業の計21件です。
市民グループは「監視委員会の運営、辰巳ダム再評価に関する公開質問状」を川島良
治委員長に提出しましたが、回答期限の25日をすぎても、委員長からの回答は届いてい
ません。
公開質問状の内容は、「公共事業の透明性確保」を建前とする監視委員会が密室審議
を行った問題や、秘密文書を用意しての県による市民グループにたいするだまし討ちに
監視委員・事務局が関与していた問題、審議に先立って委員長が継続を認める結論の文
案を用意していた疑惑など、監視委員会の存在意義や委員長の責任にかかわる根本的な
重大問題ばかりです。これらの問題について解明しないまま新たな案件の再評価に着手
することは、本来、できないはずです。
今回の監視委員会では、公開質問状が提出されたこと、期限までに回答しなかったこ
とがどのように報告されるか、それにたいして各委員からどのような意見が出されるか
が注目されましたが、「市民団体から委員会に対して公開質問状が出されたことについ
ては触れられなかった」(「北國」10月28日付)ということです。
川島委員長は、期限までに回答しなかったばかりでなく、公開質問状の提出など事実
関係を監視委員会に報告するという最低限の責務さえ放棄したのです。
公開質問状は、事務局をとおして川島委員長に提出するとともに、全監視委員に郵送
してあります。委員は、公開質問状が提出されたこと、回答期限が25日であったことを
知っているのですから、川島委員長から報告がなければ、質問状の取り扱いについて質
問や意見を出すべきであるはずですが、誰からもそのような発言はありませんでした。
監視委員会全体として、市民が提出した公開質問状を黙殺したかたちです。
委員会終了後、報道陣にかこまれた川島委員長は、公開質問状について「ほかの委員
とも相談し対応を決めたい」と述べましたが(「北陸中日」10月28日付)、委員全員があ
つまっている監視委員会の公式の場では一言もふれずにおいて、いったいどこでどのよ
うに相談するつもりなのでしょうか?
報道関係者、傍聴者がいる公開の委員会では一言もふれずに、どこか非公開の場、非
公式の場で相談し対応を決めるとすれば、監視委員会はいよいよ「透明性の確保」とは
無縁な存在になってしまいます。
公開質問状を提出した6団体は、26日に開いた記者会見において、「期限をすぎた段
階でももし川島委員長から回答があれば、届いた時期、回答の内容を検討して、対応を
決める」ことを明らかにしています。
川島委員長はじめ監視委員会が、公開質問状にたいしてどのような対応をするのか、
注目されます。
(鬼笑)
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