ジャビルカ豪州ウラン鉱山開発

 この項目では、オーストラリアウラン鉱山開発をめぐる話題を扱います。
 「ジャビルカ」という名前は知らなくても、カカドゥ国立公園といえばご存知の方も多いと思います。 この問題については、主に佐賀大学農学部の細川弘明さん(先住民族の10年市民連絡会)によるジャビルカ通信を、許諾を得て転載してきました。

 カカドゥ国立公園は、ユネスコの世界遺産条約に登録された世界遺産で、日本では白神産地と屋久島が世界自然遺産に、また、姫路城、広島原爆ドーム、などが世界文化遺産に登録されていますが、カカドゥ国立公園は自然遺産(大湿原に代表される荘厳なまでの景観と複雑な生態系)と文化遺産(先住民族の岩絵の宝庫)の両方で世界遺産に登録されている、きわめてユニークな例です。日本からの観光客も大勢訪れます。日本の湿原との間を往復する渡り鳥の故郷でもあります。

 オーストラリアは環境保全の観点から、これまで国内のウラン生産地域を限定する政策をとってきました。しかし労働党政権から保守党政権になったこと、世界のウラン市場の価格低迷から、この地に隣接するジャビルカ鉱山を開く決定を行ってしまいました。しかしご存知の通り、ウラン鉱山は鉱石を掘り出す際に膨大な放射能汚染をもたらします。ウラン鉱石そのものの何倍もの放射能を、掘り出したところに鉱さいとして残ることは、日本でも旧動燃人形峠の放射能鉱さい放置事件でも明らかです。
 人形峠の何十倍という規模で、先住民の地を汚染しさらに貴重な世界遺産地域を破壊しようという今回の計画には、国際的な批判が高まっており、EU議会でも中止を求める決議が上がっています。
 この鉱山開発の大きな原動力となっているのは、日本の原発です。ここから掘り出されるウランは、その多くが日本の原発向けと考えられており、そういう意味ではまさに日本の私たちが問われていると言えます。
 ジャビルカではこれまで数度にわたり、アボリジニや世界各地から集まった人々がウラン鉱山開発を止めようと現地にキャンプを張っています。つい先日もブロッカー(非暴力直接行動で開発に入る鉱山会社などの車を止める行動をしている)が作業を阻止すべく行動し、多くの逮捕者が出ています。

 98年11月から12月にかけて京都で世界遺産加盟国会議が開かれます。そこでカカドゥ国立公園が開発により危機に瀕している地域として登録されるよう、加盟各国に呼びかける運動も始まっています。

NGOからの公式情報はこちら
(団体別・テーマ分類はされていません)
電子会議の閲覧はこちら
(テーマごとに分類されています)


 
自然環境フォーラム・ホームページマップ 
トップページ】
  ┃
  ┣━【自然環境フォーラムについて】
  ┃
  ┣━【ニフティサーブ上のサービスについて】
  ┃  ┃
  ┃  ┣━【電子会議】
  ┃  ┣━【データライブラリ】
  ┃  ┗━【自然環境フォーラムのアクセス実績データ】
  ┃
  ┣━【インターネット上のサービスについて】
  ┃
  ┣━【扱っている環境問題の概要】
  ┃  ┃
  ┃  ┣━個別の説明
  ┃  ┣━  〃   現在位置
  ┃  ┗━個別の説明
  ┃  
  ┗━【自然環境フォーラム on Internet】
     ┃
     ┣━【<必読!>自然環境フォーラム on Internet:ご利用上の注意】
     ┃
     ┣━【自然保護団体からのオフィシャル情報】
     ┃  ┃
     ┃  ┣━個別情報一覧
     ┃  ┣━  〃
     ┃  ┗━個別情報一覧
     ┃
     ┣━【電子会議】
     ┃  ┃
     ┃  ┣━分野別一覧
     ┃  ┣━  〃  
     ┃  ┗━分野別一覧
     ┃
     ┣━【イベントINDEX】
     ┃
     ┗━【そのほかのサービス】
        ┃
        ┣━このホームページに関する質疑応答掲示板
        ┣━環境関連メイリングリスト購読申込み窓口
        ┣━ソフトウェアダウンロード
        ┣━紹介/ニフティサーブ専用通信ソフト
        ┣━紹介/ニフティ内のnntp会議室
        ┗━フォトギャラリー
【このカッコの中は、クリックするとジャンプできます】
[ end of file ]